先日取材を受けたインタビューが放送されました!
取材日の様子はこちら
エフエム群馬 ユウガチャ!
https://www.fmgunma.com/yuu/yuu.php
夕方情報バラエティ『ユウガチャ!』
【放送時間】
毎週 月曜日〜水曜日
16:00〜18:55
【内容】
県内外の「情報」を面白 &真面目に紹介します。群馬の今がわかるタイムリーな話題や、観光・イベント情報などをお伝えする、情報バラエティ番組!
2月5日(火)放送の回で紹介されました!
★火曜日担当
笹川裕昭(ささがわひろあき)さん
揚妻由璃子(あげつまゆりこ)さん
こちらのコーナーで紹介していただきました
【コーナー名】
「ユウガチャ!スコープ! 〜職業図鑑〜」
18:14〜 約10分間
様々な職業にスポットを当てて、その職業の仕事内容、魅力、やりがいなどを紹介するコーナー
Q:看護師の仕事について
<めぐ>
現在は積極的な治療はしないけれど、長期に医療や介護が必要な患者さんが入院している療養病棟に勤務しています。夜勤しかしてないのですが、月に9回夜勤をやっています。その合間に講演をさせていただいたりしています。
Q:療養病棟で働く想いとは?
<めぐ>
人生の最期は、正直本人にとってつらい時期なんです。その時期を支えるって、すごく重要な仕事だなって思いました。つらい期間ではあるけれど、できるだけつらい症状を緩和したり、いい人生だったと思ってもらえるように支えていきたいなというのがあって療養病棟に長く勤めています。
Q:看護師の役割は?
<めぐ>
看護師って3つの役割があると思っていて、それは教育者としての役割、支援者としての役割、代弁者としての役割。たとえば糖尿病の人にいくらいい治療していても甘いもの食べまくっていたら、治るはずがないじゃないですか、だから教育することも必要です。支援者というのは、ケアとかサポートをする、実際に手を出して支えるということですから一般的な看護師のイメージだと思うんです。あと代弁者というのは、患者さん本人の思いを医師に伝えたり、逆に医師の説明をわかりやすく噛み砕いて本人につたえたり、そういう代弁も看護師の仕事だと思うんです。そういう意味で、ほんとに多岐にわたっていて、私が講演会で話すのも教育者としての役割もあるし、代弁者として亡くなっていった患者さんの想いをみんなに代わりに伝えているという面もあるんです。看護師って多岐にわたっている仕事だなって思います。
私の話は収録ですが、ステジオでアナウンサーのおふたりがコメントくださいました!(めぐ)
<笹川さん>
最後にお話あった代弁者としてってところが深く残りましたね。患者 対 病院の人たちではなくて、患者さんの気持ちをつなぐ、伝える、また先生たちの話(気持ち)を患者さんに伝えるというのはすごく大事な仕事だと思いましたね。
<揚妻さん>
1000人以上の患者さんと関わり様々な看取りを経験してきた中で、患者さんとご家族のコミュニケーションをしっかりととっておく必要があるなと感じたそうです。患者さん本人がどのような最期を迎えたいと思っているか、どんな気持ちで、どんな環境で過ごしたいのか、などなどいろんなことを元気なうちに家族同士で話しておいてほしいというお話をあったんですね。そんな家族の中でのコミュニケーションはもちろん看護師と患者さん、家族とのコミュニケーションについても話さないと伝わらないなと感じたんだそうです。
<めぐ>
話さないと伝わらないので、想いや気持ちはこちらも伝えるし、相手の気持ちも聞くようにはしています。友人の看護師が、最期の時間を家族だけで大切にしてほしいからってあんまり病室に行かなかったそうなんですけど、家族から「あの看護師はほとんど病室に来ず、私たちはほっとかれた」って言われてすごくショックを受けて落ち込んでいたんですね。看護師からしたら家族だけの時間を大切にしてほしいと思ってあんまり病室に行かなかったのに、思いがすれ違ってしまっていたんですね。やっぱり言葉にしないと思いは伝わらないなって実感していますね。たとえば、「私はこの場にいることもできるし、家族の時間を大切にしてほしいという気持ちもあるので、席を外すこともできます。いかがいたしますか?」ってそうすると9割くらいの人は「他の患者さんもいらっしゃるでしょうから、私たちは大丈夫ですよ」って言うんですけど、1割くらいは「ここにいてください」って言うんですね。それってやっぱり聞かないとわからないので、言葉にするっていうのは大事にしています。何かありますか?って聞いてなにか返ってきたら、それで終わりでなはなくて、「ほかにありますか?」って一歩踏み込むと意外と大事なこと話してくれたり。
<笹川さん>
大変という一言でいっちゃいけないんだろうけど、大変だしつらいという時間の中でも幸せな時間を過ごすためにコミュニケーションをとって、お互いにいま何が必要なのか、どんなサポートを求めているのかというやりとりの重要性を感じますね。
Q:看取りの悲しさの中にも嬉しさややりがいを感じた出来事について
<めぐ>
お母さんが亡くなって、とても悲しいとは思うんですけど、息子さんが帰り際に「30年後にまたきます」って言ってくれたんですね。最初はわからなくて、えっ?って聞き返しちゃったんですけど、お母さんの最期がよかったから、自分も最期はここであんな風な最期を迎えたい、だから30年後にまた来ますって息子さんが言ってくれたんですね。とてもうれしかったですね。だって「あそこはお母さんが死んだ縁起が悪い病院だ」ってなったら、家族はいざというときに病院を頼れなくなっちゃうじゃないですか。でも「なにかあったらあそこを頼ろう!」って頼れる場所があったら、家族はそれまで安心して精一杯生きることに専念できるかなって思うんです。そういう安心できる存在でありたい、そういう病院がたくさんあったらいいなと思って仕事を続けています。
<笹川さん>
人は一人では生きていけないっていうじゃないですか、でも人は一人で死にゆくこともできない。そこにいろんな人の支えだったり協力がある中で、人生を終えることができるのかな。そのときに今回のような素敵なコミュニケーションがあったり素敵な支えがあるなかで迎えたいというのは、たしかに思うところですよね
私の主旨をちゃんととらえてくださったコメントに感謝です!!
本の紹介もしてくれました。(めぐ)
<揚妻さん>
ダイヤモンド社から1000人の看取りに接した看護師が教える後悔しない死の迎え方という本を出版されました。後閑さんのいままでの経験などや幸せな最期を迎えるために知っておいて欲しいことが書かれてあるそうです。ぜひ気になった方は書店で手にとってみてください
本当に素敵な紹介をありがとうございました!
radikoで1週間以内ならアーカイブが聴けます。
★「radiko.jp」
Android、iPhoneアプリからFMラジオをお楽しみい
たくさんの人に届きますように。
後閑愛実の著書
『後悔しない死の迎え方』
amazonリンク貼っておきますが、お近くの書店でお手にとっていただけると嬉しいです。
| 1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方 1,404円 Amazon |
プロフィール
後閑愛実(ごかんめぐみ) 看護師として働きながら、その経験を生かして各地での講演会や執筆活動にも取り組んでいる。出身は埼玉県上尾市 看護師16年目 看護師だったお母さんの影響で看護師を目指すようになり、群馬パース看護短期大学を卒業して様々な病院、分野を経験。1000人以上の患者さんと関わり、様々な患者さんを看取ってきたなかで「最後まで笑顔で生ききる生き方をサポートしたい」という思いが強くなる。2013年より介護福祉医療関係者をはじめ、一般の方にむけて看取りの際のコミュニケーションの取り方やサポートについて研修や講演会を行うようになる。現在は療養病棟で非常勤の看護師として仕事をしながら、研修や講演、執筆活動などを行なってる。2018年12月にダイヤモンド社より「後悔しない死の迎え方」を出版。
ーーーーーーーーーー
後閑愛実 講演情報
【出版記念講演会】いのちの終わりの向き合い方
3月6日(水)大阪府大阪市
詳細はこちら
講演依頼もお受けします。
こちらからメッセージをどうぞ
1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方 1,404円 Amazon |
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
後閑愛実(ごかん めぐみ)
▼ホームページ :http://www.megumitori.com/
▼公式ブログ : http://ameblo.jp/theadventan<wbr>gel
▼公式ツイッター : https://twitter.com/MeguGOKA
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─