東京市場ザラバ~1991年11月13日以来約29年ぶりの高値~(2020年11月6日)

 

2020年11月6日

・昨日のNY株は11/3の米大統領選の結果判明が長引いているものの、近く判明して先行きの不透明感が後退するとの見方から世界の株式相場が堅調に推移してリスクオンの株高が連日続くなか、昨日も朝方から大幅高の水準で堅調な展開となり、FOMCでは大きな反応はなく、ダウは$542高、ナスは2.59%もの大幅高で引けました。

・本日の日経は前日終値24,105.28よりも29.06円安い24,076.22で寄り付き、直後に24,039まで下落しましたが、そこから反転すると前場は上昇基調が続き、前引け直前に270円高の24,375まで上昇しました。
後場になると24,300-380での揉み合いが続くなか14時過ぎには284円高の24,389まで上昇し、4日続伸で1991年11月13日以来約29年ぶりの高値となる24,325.23(+219.95)△0.91%で引けました。

 

★FOMC声明の全文を、FOMC声明全文(2020年11月6日)の記事に載せています。
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日経先物
24,120で寄り付き、9:00に24,080まで下落しましたが、そこから反転すると上昇基調が続いて11:25には24,380まで上昇しました。
その後は24,300近辺での揉み合いが続く中14:15に24,390まで上昇し、24,340(+220)△0.91%で引けました。
現物は24,325.23(+219.95)△0.91%でした。

東証一部売買代金:25,831億円、東証一部売買高:12.32億株
東証一部騰落数 値上がり1,367銘柄、値下がり714銘柄、変わらず98銘柄

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,255.65よりも8.25ポイント高い1,263.90で寄り付き、直後に1,265まで上昇しましたがすぐに押し戻されて9:25に1,238まで下落し、その後はマイナス圏の1,240-55での揉み合いが続いて、1,243.27(-12.38)▼0.99%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は16:10の104.47からジリジリとドル安が進み、21:40から一段のドル安となり22:10には103.59まで下落しました。
その後NYタイムに入ると103.60-85で揉み合いが続き、FOMC後から更にドル安となって05:00には3月12日以来約8カ月ぶりの安値となる103.44まで下落して103.52でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると反転して10:10に103.75まで上昇しましたが、そこからはジリ下げが続いて12:50には103.35まで下落しました。
その後103.40近辺での揉み合いが続いた後14:30から上げ出して103.53で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,320.13よりも6.33ポイント高い3,326.46で寄り付き、終日マイナス0.1-0.8%での推移が続いて、3,312.16(-7.97)▼0.24%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  28,390.18(+542.52)
NASDAQ  11,890.93(+300.15)
・11/3の米大統領選の結果判明が長引いているものの、近く判明して先行きの不透明感が後退するとの見方から世界の株式相場が堅調に推移してリスクオンの株高が連日続くなか、昨日も朝方から大幅高の水準で堅調な展開となり、FOMCでは大きな反応はなく、ダウは$542高、ナスは2.59%もの大幅高で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

米国10年債権利回り(チャートは7:00時点)
・米大統領選で民主党のバイデン候補が勝利に近付き株高となったことで米国債に売りが出たものの、パウエルFRB議長がFOMC後の会見で「最近の感染拡大は特に懸念される」と資産購入を再検証する姿勢を示したため債券が買われて利回りは低下し、0.766%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足