認知症の父の介護を始めて、

すこしづつ、完璧でなくてもいい。

ということを、あらためて学びました。

そして、誰かの力を遠慮せずに

借りることも大事だということも。

 

二年前、介護を始めた年は、

父は要支援から要介護へと移り、

まだ、父との会話もまだできていた頃で、

父は私の店の奥の部屋で塗り絵やパズルをして

一日過ごしてくれていました。

 

それほど、仕事の邪魔になることはなかったので、

私は、仕事と介護を両方完璧にやれると、

おこがましくも自分自身を買いかぶっていました。

 

認知症に良いというものをいろいろと試し、

努力をしていたつもりだったけれど、

以前のブログでも書いていたとおり、

去年の春頃からは、

父の認知症はどんどん悪化し、

落ち着きもなくなり、突然怒りだしたりする父となり、

私の言うことも聞いてくれなくなりました。

もちろん、もう店の奥でじっとなんてしていてはくれません。

店から出て行こうとする父を何度止めては、

連れ戻すことをしたでしょう。

 

そんな状態だったので、

私もまたストレスで

不眠になり、

髪や歯が抜けだし、

突然何度も涙が出てくるように。

また、顔面神経痛や、

顎関節症もおこしていることに気がつき、

やっと、自分の限界を認めることができました。

 

仕事と介護の完璧な両立なんて、

無理だということに、

やっと気がついたのです。

 

その後、周囲の介護関係の方々からアドバイスもらって、

ケアマネさんに相談して、

父のディサービスと泊まりの回数を増やしてもらい、

病院の先生とも相談して、薬を変えてからは、

父も落ち着き、笑顔が出始め、

私自身も楽になり、ストレスの症状も

だいぶおさまったのでした。

 

 

いろんなことをがんばっている人は、

つい、自分を過信してしまいます。

なんでも、できるもんだと思ってしまいます。

また、誰かにできるだけ甘えることなく、

自分が全部やらなきゃと思ってしまいます。

 

でも、一人でできることって

限られるものなんですよね。

どれだけ思いがあったとしても、

体はひとつしかないし、

手も二本しか動かせない。

スーパーマンのようにはなれないものです。

 

私と同じ年代の方たちは、

働きながら、親の介護をしなければならない状況に

なってきている方も多いと思います。

無理をせず、ケアマネさんや、介護の仕事をしている方に相談して、

できうる限りの助けを得られるとよいと思います。

 

私も、ずいぶん助けられています。

ただ、まだある程度は自分で少しはがんばりたい部分もあって、

泊まりのない通常の夜は、父を家でみていますが。

時々、父がするいろんなことに、

叫び声を上げながら(笑)

 

また、おいおい、父の介護のことは

ブログでも書いていきます。

誰かの参考になるといいかな、と思いながら。

 

 

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