海の幸 エゴ草 | 白柴りんの気ままな天国生活

白柴りんの気ままな天国生活

2023年3月11日 16歳10カ月で旅立った、白い柴犬りんの自由気ままだった記録

雨のりんさん地方。

でもこちらは土砂降りではなく、普通の「梅雨の長雨」のような感じ。

大雨の被害が広がっているのがとても心配です。

皆様くれぐれもご注意ください。

 

ここまで大雨で大変なニュースが流れる前、父が海に行ってきました。

父も昔は釣りをしてましたが、今は釣りは引退。

その後、春になると糸魚川にホタルイカを獲りにも行っていましたが、それも引退。

今は海をボケーッと見に…ではなく、今くらいの時期になると、海藻獲りに行っています。

 

まぁ結局毎年紹介してる気もしますが…

これがエゴ草です。

大漁!

海の恵みに感謝です。

エゴ草とは何ぞや?と言うと、まぁ平たく言うと海藻です。

北陸から秋田辺りまでで獲れるのかな?

郷土料理の一つになるかと。

ちなみに結構高級品。

これだけの量となると、かなりの額になります。売ればね。

我が家はそう言う事はやらずに、みんなで美味しく頂いて、お世話になった人にお裾分けして終わり。

 

では作り方を。作る人いないだろうけど。

まずは手作業で余計なゴミなどを取り除いた後、ご覧のように乾燥させます。

本当なら日光に当てて乾燥させれば早いのですが、なんせ梅雨時期ですしね。

今年は車庫で簀の子の上に敷いて送風機の風で乾かします。

 

その後、鍋でグツグツ。

大きな鍋でやるのですが、すぐ焦げるので、常にかき混ぜてないと。

これがね、もう魔女のよう。エゴ草も火にかけるとドロドロになるので、グツグツと言うより、ゴッポンゴッポン。

それを2時間くらい?無表情で母がやってるのですよ。主に夜。

黒い服着て三角帽子被らせたら、完全に魔女。

 

ある程度形が無くなったら、今度は裏ごし。これが一番大変らしい。

頑張ってやったら、容器に入れて一晩寝かせる。

 

と、こうなるのです。

写真の撮り方が悪くて分かりにくいですが、水ようかんっぽくなります。

切った状態。

これを酢味噌につけたり、辛子醤油、わさび醤油等、お好みで。

私は味噌漬けが一番好きです。

 

母が夜なべして頑張って作ったエゴ草。

りんさんもどうぞ。

いらないですかそうですか。

りんさんはこっちだね。

大好きハツ!

私も食べたいけど、買って来ても私の口に入る事の無いお肉。全部りんさんが食べます。

りんさんのここ最近のオヤツと言えば、ハツとブロッコリーです。

魚は白身魚だと食べるんですけどね。

 

父が頑張って獲ってきて、母が頑張って調理する。そして私たちが美味しく頂く。

有難いですね。

 

釣りは色々大変だし危険もある。ホタルイカも昔と違って人間関係ギスギスしてる。

そんな感じで海から一時離れた父でしたが、今時期だけは海藻獲りが楽しいようです。

海は危ないから。と言いつつ、結局好きなんでしょうね。

ちなみに父は泳げません。