DVD化されてないのが残念… | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

竜馬を斬った男 竜馬を斬った男('87)


攘夷の動きが活発になっていた文久3年、幕士 佐々木只三郎(萩原健一)は老中 板倉伊賀守(内藤武敏)の命により、攘夷浪士20数名を処刑した


只三郎は八重(藤谷美和子)と祝言をあげて間もなく、京都見廻組組頭に着任
新撰組が池田屋を襲った夜、只三郎が追った浪士はかつて故郷の会津で共に学んだ亀谷喜肋(坂東八十助)だった
そのときは無理に追うことはせず刀を納めた


翌日、只三郎は坂本竜馬(根津甚八)と再会
初めて会ったときはどういう人物かよく知らなかったが彼は竜馬に不思議な魅力を感じた
しかし、只三郎は板倉から薩長連合を企てる首謀者の竜馬を斬るよう命じられる


複雑な思いで盃をかたむけていた只三郎は、芸奴の小栄(島田陽子)と出会い、そこに江戸に残した妻、八重の面影を見た
久しぶりに気持よく酔った只三郎は、帰り道で喜助に襲われたが、彼が喜助を追いつめて見たものは、かつて自分の許嫁だったぬい(中村れい子)の夜鷹となった姿だった
その場を逃がれた喜助はぬいに京を出ようとすすめられるが頑として受けつけなかった
彼はなんとしても勤王の志士となり、只三郎を見返してやりたかったのである


仕事には忠実ながら日に日に冷徹な人斬りとなっていく只三郎
彼は上様御用人、原市之進が斬られたのを機に薩長の息の根を止めようとはやるが、実兄の会津藩士、手代木直右衛門(佐藤慶)から幕府の大政奉還の意向を聞かされ憤然とする


挫折感に打ちひしがれる只三郎は次第に薩長連合を成立させた時代の窮児ともいうべき竜馬に対し、嫉妬と憎悪の念を燃やしていく…


監督は山下耕作


藤谷美和子は可愛かった…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


早乙女貢原作「竜馬を斬った男」の映画化で、幕末、幕府に任え坂本竜馬を斬った幕士、佐々木只三郎の半生を描いています

シューケンの次第に狂気に満ちていく様は圧巻でした(^_^)


★★★☆(5つが最高)


竜馬を斬った男 (集英社文庫)


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