[免疫アップシリーズ 2] 心静める呼吸法。体の中も温まります。 | 私はワタシの形でこころとからだを整える ヨガとアーユルヴェーダのブログ sankalpah[石川県金沢市]

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がんばりすぎるひとに頑張り過ぎない毎日を。
立ち止まって静かに自分を見つめ、内面も外面も整えていくと人は誰も輝いてきます。女性の優しい輝きはまわりを明るく照らします。
ヨガとアーユルヴェーダの教えを実用的な内容に落とし込んでわかりやすくお伝えしています。

[免疫アップシリーズ 2] 

 

アーユルヴェーダの情報を受けて、第2弾をUPします。

 

今回は、心静める呼吸法をご紹介します。

 

片鼻呼吸法(ナディーショーダナ)

 

心の動きは、身体の動きに作用することはヨガの教えにある通り。

呼吸が浅くていいことはないですよね。

 

まずはやってみて、続けてみましょう。

 

方法がわかれば簡単で、かつ効果が大きい呼吸法です。

 

■ 意味

 ナーディー(気の通り道) = 生命エネルギーが通る管上の器官 (近代医学的には見えないもの)

 ショーダナ(浄化) = 浄化する、清めること

 

 神経の浄化を意味する、呼吸法(プラーナーヤーマ)です。

 

■ 効果・効能

 右鼻の通り道 → 交感神経、活力、陽のエネルギーを整えます。

 左鼻の通り道 → 副交感神経、心の落ち着き、陰のエネルギーを整えます。

 

 片方の鼻を意識して呼気と吸気を通らせることによって

 脳にバランスよく活力を与え、

 心は落ち着き、

 自分自身がしっかり足をつけている感覚を

 取り戻すことができます。

 

■ 方法

① 親指と薬指(難しければ、親指と人差し指)を使います。

 

② 両鼻から完全に吐き切ります。

 

③ 親指で右鼻を押さえ、やわらかく左鼻から吸います。

 

④ 親指と薬指で両鼻を閉じて1~2秒、息を止めます。

 

⑤ 親指を離して、右鼻からゆっくりと吐き出します

 

⑥ 吐き切ったら1~2秒止めます。

 

⑦ 右鼻からなめらかに吸います。

 

⑧ 親指と薬指で両鼻を閉じて1~2秒、息を止めます。

 

⑨ 薬指を離して、左鼻からゆっくりと吐き出します。

 

 ※ ③~⑨を8~10回ほど行います。

 

⑩ 最後に手を膝に置いてしばらく静かにその状態を観察します。

吸う時間と吐く時間は1:2の割合にします。

(例:吸う 5カウント、 吐く 10カウント)

 

慣れてきたら、止める時間(クンバカ)を5秒→10秒→、、20秒と

長めにとるようにしていきます。

 

必ず、左の鼻から吸い始めて、

左の鼻で吐いて終えて下さいね。

 

 

■ 鼻が詰まっている時

 息がしずらいですよね。

 

 詰まっている鼻の逆の脇の下に

 500mLペットボトルのような円筒を10秒程挟みます。

 (右の鼻が詰まっていたら、左の脇に挟む。)

 

 あら? 不思議☆彡

 一時ですが鼻が通りやすくなります。

 

 このタイミングで呼吸法をしてみたらいかがでしょう。

 

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瞑想の前に行われることが多いですね。

私のクラス内で時折取り入れてます。

 

坐って呼吸してるだけなのに

身体の中から温まっていく感覚に気づかれる方が多いです。

 

 

だけども

はじめのうちは手の使い方で

一生懸命になってしまうかもしれませんね。

 

難しく考えず、

頑張らず、

力を抜いてやっていると

いつの間にかすっかり集中していることに気づきます。

 

まさに、今を感じる、

&

マインドフルネスな行いです。