皆様、おはようございます。

 今日は久能山東照宮・静岡浅間神社旅行から、静岡浅間神社続き・静岡市文化財資料館編をお送りします。

 

 

 大拝殿に参拝した後私は、その後ろにある本殿(重文)を遠目ですが見てみました。

 現在は一般の人が近寄ることは出来ませんが、14年前に行った時は特別拝観が行われていて立川和四郎富昌作の蟇股の粟穂に鶉の彫刻(あまりにも生き生きとしていて実際に鳴いたと伝えられています)を見ることが出来ました。

 

 本殿の東には、明治時代創建で昭和51年に伊勢神宮の古材を利用して再建された玉鉾神社が鎮座しています。

 祀られているのは、日本史の教科書に必ず登場する江戸時代後期の国学の四大人(羽倉東麿(荷田春満)・岡部(賀茂)真淵・本居宣長・平田篤胤)です。

 

 その南には、少彦名神社(重文)が鎮座しています。

 蟇股には、立川流の棟梁達による素晴らしい十二支の彫刻が施されています。

 

 その西には神厩舎(重文)があり、中には左甚五郎作と言われる神馬が安置されています。

 この神馬当初は2頭いたのですが安永の大火の際に2頭共三保の明神に逃げ、1頭は残り1頭は戻って来たと伝えられています(「ちゃっきり節」にも唄われています)。

 

 この後私は、境内にある静岡市文化財資料館に入ることにしました。

 

 玄関前の池では、鯉や水鳥が参拝客達から餌(次回紹介するせんげん茶屋で購入出来ます)を貰っていました。

 館内では賎機焼の企画展が開かれまた静岡浅間神社関係の物を含む貴重な歴史資料の数々が展示されていましたが、撮影禁止となっているため写真はありません。

 

 例外的に、この徳川家康像のみ撮影することが出来ました。

 

 次回は、やまだいちの野趣村情・帰りの車窓編をお送りします。