大いなる妄想、今里筋線延伸計画 | 鉄道ジャーナリスト加藤好啓(blackcat)blog

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福祉と公共交通の視点から、鉄道のあり方を熱く語る?
blackcat こと加藤好啓です。
現在の公共交通の問題点などを過去の歴史などと比較しながら提言していきます。
随時更新予定です。

これは大いなる妄想で有ることを最初にお断りしておきます、妄想ではありますが、全く可能性は無いとも思っていますので、実現したら良いなぁと言う程度でお読みいただければ幸いです。

現在今里筋線は、井高野駅が終点であり、北上すると吹田市となっていましたが、現状ではメイン路線と全く接しておらず、乗車数は少ないままであり、今後も爆発駅に増加するとも思えません。

こうした図では、井高野と正雀はかなり離れているように見えますが、実際には3km弱であり、延伸による利便性は高いと考えます。


そこで、ここからが大いなる妄想の始まりなのですが、井高野駅から吹田市の岸部まで線路を延伸【吹田市部分に関しては吹田市からも助成する必要がありますが、直線距離的には2.5 km程度では無いでしょうか。となりますが、後述するように、吹田市で現在進められている北大阪健康医療都市(健都構想)。があります。

循環器センター、市民病院などを吹田操車場跡地に集積させるもので、大阪市北部の方が利用しやすいように、井高野で停止している今里筋線を延長します。
もちろん今里筋線を平野辺りまで延伸すれば良いのでしょうが、現時点ではむしろ吹田市まで延長して岸辺駅下に駅を設けてやれば、大阪市北部の人にしてみればかなり便利になるのでは無いかという妄想です。

徒歩で約3.0kmですが、できるだけ直線の地下トンネルであれば2.5km程度で収まるのではないでしょうか。

もちろん、大阪市営地下鉄の時代であれば、大阪市以外に線路を伸ばすのはいかがなものかと、突っ込みが入りそうですが、実際には御堂筋線は堺市まで乗り入れていますし、谷町線も守口市、八尾市まで乗り入れているわけですから大阪市が判断すれば、あ、今は大阪メトロという株式会社ですから、利便性と収益性が改善される可能性があると判断すれば、乗り出すかな?

ということで、一考してみる価値はあるのかなと思ってしまいます。


将来的には、岸辺から万博公園まで延長できれば最良ですが、そうなると吹田市も利益を受けますので相応の負担を強いられることとなりますが、少なくとも現状では、今里筋線を吹田市岸部まで延長する事は大いなる妄想ではありますが、可能性としてあるのでは無いでしょうか?

一応、大阪市としては今里筋線の今里以南の延長についてBRTの可能性も考えているようですが、逆転の発想でこうした発想は如何でしょう?

少なくとも、妄想の域を出ませんが、全く妄想だけと言うことはないのではないかと個人的には思っております。

 

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