吹田総合車両所 一般公開に行ってきました。第三話 | 鉄道ジャーナリスト加藤好啓(blackcat)blog

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福祉と公共交通の視点から、鉄道のあり方を熱く語る?
blackcat こと加藤好啓です。
現在の公共交通の問題点などを過去の歴史などと比較しながら提言していきます。
随時更新予定です。

すみません、一週間ほど空けてしまいました。

さて、実はこのブースというか場所なのですが、実は鉄ヲタ向けにも納得できるような展示がなされていたのですが、それは次回といたしましょう

 

と言うことで、今回は台車職場での、公開の様子をアップしたいと思います。

こどもに打音体験

下記の画像は、打音検査の体験をしている画像です。

子供が点検用ハンマーを叩くところで、青の服を着ているのがJRの社員さんです。

実は、打音検査、更には、硬券への印字体験の場所は台車の検査場所であり、下記のように車輪がずらりと、分解されたベアリングなども並べられており、こうしたものは目がない私はワクワクしながら見ていました。

ベアリング部分

ずらりと並ぶ車輪、221系付随車・制御車用の車輪〔ディスクが一枚)

組み立てられた、221系先頭車の台車

 

実はお恥ずかしい話しながら、221系のディスクが一枚と言うのは今回初めて知りました。

国鉄時代の113系〔クハ111)等は、原則二枚でしたので、一枚だけというのは正直違和感でした。

ちなみに、683系などはデスクが二枚設置されています。

それが、下記の画像

一番手前の一体圧延型車輪は、683系モーター車の車輪で、WN継手が取り付けられている。

WNドライブ部分のアップ

 

国鉄時代は 中空軸平行カルダン方式が採用されていましたが、JR西日本では207系以降は、223系5000番台以外は、WN継手を採用しているそうです。

台車並びに、車輪というのは中々運用中は見ることができませんから、こうした公開では本当に興味深く眺めてしまいます。苦笑

 

さて、台車職場を辞して、少し歩きますと、軌道用自転車体験と書かれており、多くの人が順番を待っていました。

軌道自転車と言っても、動力付きの車両であり、JRの社員さんの横に添乗する形です。

二線体制で行われており、個別に走るのですが、軌道自転車と書いていますが、昔のレールの上に載せて二人でペダルをこぐと言ったものではないので、かなりスピードが出ています。

視線が低くなるので,かなり早く感じるかもしれないだろうなぁと思いながらこちらも乗車体験はせずに、今回の目玉の一つ、227系1000番台を撮影に行くことになるのですが、その辺のお話しは明日させていただきます。

 

 

 

続く

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日本国有鉄道研究家・国鉄があった時代

 

 

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吹田総合車両所 一般公開 2019