【小説】支払いはステーブルコインで 瀬奈社労士探偵事務所 第2話④ | 節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ

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転職により、大幅な年収ダウン しかし節約の本も出している著者は違った!!いかに生活費を押さえ、楽しく生活していくのかを実践してきた節約アドバイザーの著者が今度は節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのこと語ります。



第2話 専門実践教育訓練給付金


 

★到着

 


 チャイムが鳴った。瀬奈が玄関を開ける。一人の若い男性が立っていた。背が高い。190cmはあるのではと思わせる感じだった。ヒョロリとしたスタイル。牛蒡みたいだと瀬奈は思った。

 


「こんにちは」瀬奈が声をかける。


「入ってもいいですか?」成宮が声を出した。妙に甲高い声だ。中性的な感じがする。

 


陽菜が目配せをする。瀬奈はうなずき


「入る前に遅れた理由を言いたまえ」と高圧的に言った。


「あっ、すいません。実は遅刻して、遅れるのは失礼だと思って、今日は行けないと連絡してしまいました。本当にすいません」と成宮


「遅れるのは別に失礼ではないよ、むしろ嘘をつくほうが失礼だと思うよ」と瀬奈


「本当にすいません」と成宮

 
 横で陽菜が頷いている。

中に入れてもよいという合図だろうと判断した瀬奈は


「まあ 入りたまえ」と鷹揚に言った。


「失礼します」と成宮。


「こちらの方は?」と陽菜を見ている。


瀬奈は「うちの娘でアシスタントをしています」と紹介した。


「瀬奈 陽菜と申します。よろしくお願いいたします」必要以上に丁寧にお辞儀した。


中に入り、早速本題へと入っていく。


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