本日は秋分。二十四節気の説明では「暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。昼と夜の長さがほぼ同じになることで、この日は秋彼岸の中日でもある。秋の七草が咲き揃う頃である。」となっている。
確かにゆうべは涼しかった。タオルケット1枚ではさびしかった。今朝、夏掛けの布団を出した。
朝の陽射しが眩しい。風もなくいい日和である。久しぶりに南側の扉を開けて秋の空気を部屋に引き入れた。家の中も秋にするつもりで。
★南無秋の彼岸の入日赤々と 宮部寸七翁
★嶺聳(そばだち)ちて秋分の闇に入る 飯田龍太
夕焼けが美しいのは、雲が美しいからである、と思う。とりわけ秋の雲は夕日が映える。日の出を見るのは苦手。山の頂上でも日の出はいつも見そびれる。
「そばだつ」というのは「けわしい岩山が高くそびえる」こと。秋の入日の後は、あっという間に暗くなる。そして肌寒くなる。
台風12号が関東地方を直撃の進路のようである。予想進路では25日(金)に関東地方に達するようである。関東地方も台風のシーズンである。