2018年12月07日(金)~9日(日)とドカ雪が降りました。

除雪機で雪を飛ばそうとしましたら、この時期はまだ道路が温かく積もった雪はシャーベット状になるため、除雪機のノーズが詰まってしまい、難儀しました。

 

ある程度寒くならないと除雪機はかえって効率が良くない。

 

07日(金)は、今シーズン初めての除雪という事で体中が痛くなり、体力づくりと冬迎えの儀式として牛玄亭で一人焼肉。

 

今シーズンも一人で行円寺を守るぞ、という、一人雪害対策チーム結成式です。

 

 

 

08日には湯沢市役所で開催された「イージス・アショアを考える会」へ参加。

 

イージスシステム、とは敵から出されたミサイルを追尾し、破壊するシステムです。現在は船に搭載したイージス艦が防衛任務にあたっていますが、船だとコストがかかるため陸上にそのシステムを持った基地を作ったのがイージスアショアです。

 

基地配備予定地となる新屋地区は、かつて塩田が盛んな場所でした。そのため多くの木が切られ、海岸の砂が大量に集落に入り込むことになりました。そこで佐竹の殿様と住民が根気強く植林を繰り返し現在のような防砂林となったわけです。

 

 

 

建設予定地は自分もよく行く県営プール南側にある新屋演習場ですが、新屋演習場隣は秋田カントリークラブとしてすでに多くの松が伐採されています。

ここに一般的なルーマニアタイプの基地を建てるとなりますと、またかなりの松が無くなることになり、住宅街への砂害は増えるでしょう。

 

また強力な電磁波による健康被害も懸念されるところです。防衛相は10月29日より地質調査を開始しましたが、すべきなのはまず電磁波が人間にどういう意影響を及ぼすかという健康調査でしょう。

 

政府は北朝鮮からの有事に備えて、と説明していますが、現在の国際情勢や北朝鮮の軍事力、経済力から考えると、対北朝鮮というよりも対中国でしょう、と私は思います。日本と中国は平和友好条約を結んでいますから、表立って米国の対中国防衛強化のヘルプですとはいえない。だからそういう説明をしているんだろうなというのは素人の私でも予想がつきました。

 

 秋田と山口が配備候補になっているのは、秋田が菅官房長官、山口が安倍晋三首相の地元だから、というのは風説で、米軍ハワイ基地を狙うミサイルを迎撃するには秋田が最適、米軍グアム基地を狙うミサイルの迎撃には山口が最適だから、だそうです。

 

で、このシステムの問題は何か、といいますと、例えば中国が米軍ハワイ基地を狙って核ミサイルを発射し、その迎撃で秋田基地から迎撃ミサイルを発射したとします。

 

核ミサイルは、敵の補足をかく乱するため、途中で数発に分散します。それでも敵が上手に捕捉した場合、敵に撃ち落される前に自分で爆発します。この技術はVT(近接信管)技術といいまして、先の第二次大戦中にすでに開発された技術です。

 

すると秋田の上空で核爆発が起こり、ハワイ基地は守られます。しかしながそうしますと秋田県上空に高放射性粒子の輪が形成され、数か月ほど居座ることになります。これは人工衛星の各種機能を停止させるので現代の電子機器で管理されている社会ネットワークは完全にマヒします。

 

この通り、ミサイル防衛計画は防衛の意味をなさないという事で沖縄嘉手納から各迎撃ミサイルのナイキ・ハーキュリーズは撤去される一因となったのですが、そのシステムが今度秋田に来るというわけです。

 

基地が出来たら補助金や雇用が増えるのでないかと期待される意見もありますが、それと引き換えのリスクは以上の通りです。

 

戦争になったらアメリカが日本を守ってくれるのだから、日本がアメリカに協力して基地防衛のためにリスクを負うべきだ。そのためなら秋田と山口は犠牲になっても構わない、という意見もありますが、自分は自分を守ってくれるもののために自分が犠牲になれという論理は矛盾だと思います。結局守られませんし。

 

当日は30名以上集まりましたが、ほとんどが老人でした。若い世代は興味ないみたいです。

 

 

12月09日(日)、朝からすごい大雪。8時頃から雪寄せして気がついたら9時45分。11時から法事1件。その後お斎で2時頃から筋肉痛で昼寝。気がついたら夜7時とかですよ。早く体を慣れさせないとダメですね。

 

最近は近隣で火事が多く、岩崎では死者も出ました。火事になると何もかも失います。皆様火の元には十分お気を付け下さい。

 

 

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