棚橋弘至
またの名をエース。

新日本プロレスが暗黒期と呼ばれている先の見えないトンネルを進んでいる時に、小さな光をかき集めて大きな太陽にした男。

デビュー当時から肉体とルックスに期待を持たれていた棚橋弘至ですが、まさか新日本プロレスの救世主となるまでは思っていなかったでしょう。

いや・・・

1つ大きな事件を起こしましたが・・・(笑)

ただ、アレがあったからこそのチャラ男キャラだったわけですし、とことんマイナスになった状態から誰しもが憧れるチャンピオンとなった姿こそがまさに沈んでも必ず昇る太陽だったのでしょう。

中邑真輔や真壁刀義とのライバル関係、オカダカズチカとの世代の離れたライバル関係、内藤哲也とのライバル関係と棚橋弘至は相手の世代を関係なく誰の壁にもなり、誰もが壁になるという存在でもあります。

だからこそ新日本プロレスの中心、なのではないでしょうか。

「愛してまーす!」

今では誰もが元気になるキメ台詞。

アントニオ猪木の「1・2・3ダー!」のように、叫ぶことで全てのストレスが飛んでいくかのようなキメ台詞ですが、元々はファンからもレスラーからも「あいつ、何言ってるの?」と批判の的にもなりました。

絶対王者と言われる時代もありましたが、常に沈み、常に昇る、それが棚橋弘至の魅力ですね。


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