木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

時折雨が降ったり、風が吹いたりの不安定な天気です。

散歩の時は14℃、幸いそれほど濡れずにすみました。

さて、今週もカレー作りました。

野菜多め、ちょうど鹿児島産の新じゃがが出ていたので、これがメインです。

バターと塩を入れたバーミキュラなべでふたをして蒸し焼きにします。

冷蔵庫にあったのは遠州ポークのバラ肉のスライス。

スパイスのブレンドはいつも通りに私の好みでカルダモンとシナモンを利かせます。

バラ肉にスパイスをまぶして、

ゲランドの塩を加え、赤ワインを湿らせます。

これを室温においてなじませます。

野菜を25分くらい蒸しにしたら、ハインツのデミグラスソースを加えて、

20分ほど弱火で煮ます。

これを野菜出汁で伸ばします。

(ここから写真を撮り忘れましたが)

軽く煮立たせたら。豚肉を加えて弱火で5分煮ます。

豚肉はスライスなので、煮込む必要はありません。

最後に火を止めて、ルーを加えかき混ぜます。

あっさり目という事で、このクロスブレンドを選びました。

今週は伊豆に帰らないのですが、たくさんのカレーができました。

サラダ4皿と合わせて、調理時間は2時間でした。

いただきます。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

磐田に戻り、夜明け前からMayとの散歩。

雲が広がり、気温は16℃。

2週間前花盛りだった総合庁舎の桜も緑濃い葉が茂り始めています。

さて、昨日は工房で

磐田で使ってへこんだ桐のまな板を

プレナーで

すっかりへこみが消えるまで削ったら

15㎜弱になりました。

前日計測していた下屋と主屋を仕切る採光パネルの粗木取りをします。

溝を切って、墨付けと淡々としかも要領よく進みます。

午後も角ノミ盤を使っての穴掘り、

横切り盤を使って小根付きほぞの加工と順調です。

最後にノミで面を取って、何と一日で刻みの工程が終わってしまいました。

もちろん仕口はぴったりです。

それから部材への墨付けもずいぶんと正確できれいになっています。

4時過ぎに部材の仮組をします。

全くミスなしと言いたいところですが、1つだけ小根付きの小根を切ってしまいました。

仮組からはめ込むポリカのサイズを拾い出して作業終了。

1日でここまでトントン拍子に進むとは自分でもびっくりです。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 

 

 



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おはようございます。

伊豆山中は時々雨が降ったり、気まぐれで強い風が吹いて

やや肌寒く感じます。

朝、6時ですが、次回は大工仕事ではなく、草刈りやらなければなりません。

3週間ぶりのコーヒー豆焙煎です。

「二はぜ」も終わり、そろそろ仕上がりです。

スマトラ289g(ラベル、テプラで一新しました。)

グアテマラ仕上がり291g、思ったより焙煎が軽かったです。

さて、昨日は窓用に柱の欠き込みから

始まります。

筋交いの一部には、金物と取り合いが重なることがあるので、のこぎり、ノミで欠き込んで

ぴたっと合わせます。

窓枠と南面に筋交いのたすき掛けをやったらもうお昼です。

お昼はもやし焼きそば。

この頃から、雨がぽたぽたと降り出しました。

午後、たすき掛けを終え、間柱を入れようと思いましたが、

あいにく、レーザー墨出し器が

2台とも故障、この作業は機械の修理待ちの後回しになりました。

筋交いが全部入ったら、この柱がほぞ穴だらけで頼りなく見えました。

かつて磐田の工房の横架材を添えました。

こちらも再利用なので、穴だらけですが、穴の位置はずれています。

なので、十分に補強にはなっています。

前にも書きましたが、あくまでも耐震、採光、断熱にこだわります。

そんなワケで今日は工房で採光ためのパネルを作ります。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

朝5時にちょっとぐずぐずしましたが、前日のように飲み過ぎてはいないで

起きたら、シャキッと掃除機と風呂場の掃除をします。

合わせ砥石で軽く牛刀を研いでから野菜を刻みます。

山荘の朝食はやはりこれがいいです。

昨日は飲み過ぎで右目、充血、痛みを感じながら作業をします。

内容は主屋、東面に耐力壁を構成するために、筋交いをつけます。

耐力壁とは風圧と地震に耐えることを目的に、筋交いの長さに換算して表します。

今回使うリベロⅡという金物には耐力2倍計算と書いてあるので、

この筋交いが1.8mとすると3.6mと置き換えられます。

筋交いの長さは、平屋金属屋根の場合は、

延べ床面積の1.1倍の筋交いが必要になります。

では、その墨付けの方法を教えます。

45×105㎜(これ耐力2倍計算)を現物で当てる方法もありますが、

せっかくなので尺金を使ってやりましょう。

筋交いをつける分ける縦、横の長さを計ります。

縦1820、横700とすると

筋交いの長さは 1820の二乗+700の二乗の平方根=2,573.8

その傾きは700÷1820=0.38となります。

長さに切った平角に墨壺で芯墨を打ちます。

尺金の長手を目盛り10を右端の芯墨の上に置きます。

尺金の妻手(短い方)を傾きの数値38を左の芯墨に合わせて斜めに墨を引きます。

これが柱側に付きます。

次はこの斜めの墨に対して尺金を当て直角の墨を引きます。

こらが土台や梁の横架材に付くことになります。

たった1本取り付けたところで、松崎に向かいます。

伊豆長八美術館で校外研修に来ている伊豆高等職業訓練校の仲間に合うためです。

忘れていましたが、15年前、この駐車所の左側にある小さななまこ壁の

下塗りのボランティアをやったことを思い出しました。

2時過ぎに筋交い作業再開。

ちなみにたすき掛けは耐力計算2倍になります。

夕方に3組の筋交とその右に1本の筋交いをつけました。

今日はこのたすきがかかってない所に窓枠をつけます。

できれば筋交いに間柱も入れられればと思います。

午後は雨が降るそうなので、雨仕舞も少し考えないと行けません。

それでは皆さまもよい日曜日をお過ごしください。

 

 

 



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おはようございます。

伊豆山中は今日もいい天気になりそうです。

先ほど、息子たちが帰っていきました。

と、思いきや、山荘から500mの「深層水・健」のワサビの駅に立ち寄っているようです。

息子たちとは、息子の妻のお父さん(義父)、弟(義弟)です。

昨日と今日、天城山中のゴルフ場でプレーするために、山荘に泊まりました。

ワンフロアーのリビングは、木工資材・工具が広げ放題で、

片付けるのメンドくさいのでやめてくれと何度も行ったのですが…。

昨日、昼に仕事を終えると自宅に戻り、カレーライスを描き込んだら、

午後1時には普段は使わない新東名に飛び乗ります。

そして、これもいつもは乗らない伊豆縦貫道をひた走り

午後4時前に山荘に着きます。

さあ、片付けなきゃ。

全部改築中の主屋に運び込みました。

うん!?そしたら、我が山荘

けっこうイケてます。

何か惚れ直しました。

自分で言うのも何ですが、山章工房捨てたもんじゃないです。

主屋もこれくらい、いやこれ以上の仕上がりにとやる気がでます。

ですが、息子たちを見送る合間に撮った前週に取り付けた右の柱。

写真で見ても左に斜めっていますよね。

レベルを当ててみると9㎜ほどずれています。

トホホ、やり直しです。

どうせ、耐力壁で覆うのですが、やっぱり嫌じゃないですか。

作業は午後からになります。

午前は西伊豆に研修に来る訓練校の人たちと長八美術館で

ちょっとだけ合流するからです。

それでは、皆さまも好天に恵まれた週末をお楽しみください。



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おはようございます。

昨夜の雨は上がり、青い空の高い位置に星がきれいに見えます。

やや風があり寒いなと思ったら気温は11℃でした。

さて、週一のカレー作りは

豚肩ロース肉に塩コショウから始まります。

香味野菜と無塩バター、ゲランドの粗塩を入れて、

バターと塩が野菜に回ったらふたをして40分蒸し焼き。

その間に

ミルサーで

オリジナルスパイスを作ります。

40分後の野菜に

ハインツのデミグラスソースを足して、

野菜出汁で伸ばすと

もうこれで出来上がった感さえあります。

豚肉をたっぷりの油で焼きます。

きれいな焼き色がついたら油を捨てて、肉を戻します。

肉にスパイスをまぶして、弱火でスパイスの香りを立てます。

肉は鍋に入れ、

フライパンは野菜出汁で洗って、鍋に入れます。

さらにワインを入れて

煮詰めて野菜弟子で伸ばして

鍋に入れます。

一回り大きな鍋に移して、一度、煮たてて

あくと油脂を丁寧にしかもたっぷりととります。

ふたをして弱火で40分、この間はもうアクはとりません。

こんな感じなったら火を止めて、

バーモントカレーを入れます。

今でこそ、バーモントカレーというとどちらかいうとあまりに普通とちょっとバカにますが、

こどもの頃のあこがれのルーでした。

ハイ出来上がり、いっさいの味変はしません。

タッパーに入った野菜サラダと

右側の大きい方のカレーを持って、今日の午後から伊豆に向かいます。

週末食べながら煮込んでさらにおいしい味になっていくでしょう。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 

 



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おはようございます。

目覚ましのセットを忘れて1時間の寝坊、少しあわただしい朝になります。

空には雲が広がり、一部にまだ黒い雲、気温は17℃と高めです。

さて、先日飛ばした14日の伊豆高等職業訓練校の話をします。

昨年の入校式は極度の体調不良に緊張も加わりまったく記憶がありません。

「こんなに盛大だったのか?」

訓練校自体が法人格を持ち、周辺の市町村、県の支援の下運営されています。

祝辞・祝電も各自治体の長からいただいています。

手前5人(1人欠席)が新入生です。

私たちの代よりも1名を除いて明らかに若い、

それに左の2人はインドネシアからの技能実習生で、よりグローバルに。

今年の1年も、活気があり楽しい一年になるでしょう。

修了式は3年生だけと思っていたのですが、

各年次ごとに手渡されました。

もう1つ、技能検定3級の合格通知も手渡されました。

世間を騒がせた県知事の固有名詞が記載されていないのは、偶然でしょうか?

私の個人的な今年の目標としては、技能検定の2級に合格することです。

建築に携わる人ならば、「入校2年目でやすやすと取れるようなもんじゃないよ。」

と言うと思います。

ただ、人生65年生きてきて、努力すれば結果は出るという成功体験も、

努力してもどうにもならないこともたくさんあるということも知っています。

できれば、前者になって欲しいと思います。

思うだけでなく、訓練校で技能、知識を習得し、伊豆の工房で実践を積み重ねます。

実はまだとっていない2級もマイルストーンに過ぎないと私は思っています。

もっとその先に、でも私の大工人生もあと10年足らずです。

できること、やりたいことをできるうちに、やれるうちに。

ついついこの言葉を思い出します。

"Art is long, Life is short."  「芸術は長く、そして、人生は短い。」

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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おはようございます。

静かな室内では聞こえなかったのですが、散歩で外に出ると遠くで雷鳴、

大粒の雨で、足元をたくし上げて歩いてきました。

気温は15℃と生暖かい感じです。

さて、私にとっての毎週火曜日は、一般サラリーマン月曜日と同じ。

週末+月曜日の作業、その深夜の寝不足で疲労のピークです。

先週妻からこんなことを言われました。

「包丁切れないと思ったら、まな板がへこんでいて、だめ。」

10日ほど前に伊豆の工房で作業をしていると、近所の人に

「まな板がへこんだんだけど、その機械で平らにしてくれる。」

お安い御用です、さっさとプレナー(自動カンナ)をかけました。

これは以前使っていた朴ノ木のまな板です。

もちろん、プレナーで真っ平に削ってあります。

サラダのトッピングにするナッツ類もシャキシャキ切れます。

先週研いだスーパーベンリナーの刃もさえ、もちろん涙なくオニオンスライスができます。

やはり刃物が切れると料理も楽しいですね。

いつも野菜サラダで、体調も回復。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

4時間弱の睡眠時間で出かけた散歩、気温は14℃でしたが、

それほど暖かいとは感じませんでした。

今はその時よりもさらに雲が厚くなり、天気は崩れそうです。

さて、汗ばむような陽気になった昨日は主屋改築も新たな展開となりました。

最初は南面に伸びた下屋と主屋の取り合いを片付けようと思ったのですが、

この先にある出窓の部分を解決しないとならないと気づきます。

大変、趣のある壁面ですが、

土台はこのように腐っています。

前々からここは減築と決めていました。

90分後、オーすっきり、でもこの柱だけでは、

地震に対しては心もとない気がします。

2年前に打った無筋のコンクリ基礎に芯墨をして、基礎パッキンを置きます。

その基礎に載る土台にアンカーボルト用の穴を開けます。

補強の柱を追加するために、土台にほぞ穴も掘ります。

お昼はもちろん今日もカレーです。

野菜がだいぶ煮崩れし、味もまろやかさを増しています。

午後はさらに暑くなってきたので、今季初のOS-1で給水しながらの作業です。

柱のほぞは、訓練校も始まったので、

(訓練校は基本、電動工具使用禁止)

手のこでほぞを刻みます。

まあまあ、きれいなほぞが刻めました。

垂直に開いている土台のボルト穴をガイドにその下の基礎に振動ドリルで

後付けのアンカーボルトの穴を掘ります。

ガイドの土台を外して、穴をドリルに巻いたテープの深さまで掘ります。

現物合わせで、全ねじのアンカーボルトをグラインダーで、所定の長さに切ります。

柱をほぞ穴に差し込み、土台を芯墨に合わせて置きます。

ケミカルアンカーを穴に投入し、上から全ねじボルト叩き込むと

ケミカルアンカーが割れ、化学的溶剤が穴に流れ込み、全ねじを固定する仕組みなっています。

1本だった柱が三本になり、頼りがいが出てきました。

新たに足した柱の左右には、今週末筋交いを入れてさらに補強します。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

気が早いかもしれませんが、初夏のようなさわやかさです。

気が付けば、リンゴの花が咲いています。

お風呂、トイレ、床の掃除を終えたら

朝ご飯です。

昨日も暖かな陽気の中、9時から韮山で伊豆高等職業訓練校の修了式・入校式が行われました。

その話はまた後日。

片道51㎞、11時過ぎに山荘に戻ると、背広を作業着に着替えて、工房に向かいます。

前日、仮置きした戸をレールの高さの分、

さらに8㎜ほど欠きこみます。

下屋に持ち帰り、はまるか確認、大丈夫、お昼にしましょう。

朝急いでいたので、サラダはありませんが、カレーは味わいが深まっています。

戸には様々な金具が付きます。

戸車、

ねじ込みの、ねじを受ける金物。

このあたりの作業は数年振りなので、要領が悪かったです。

特に戸車の取り付けはもう少し、練習して早くできないといきません。

山荘に戻り、グラインダーでレールを切断します。

レールは窓枠いっぱいの長さではなく、このように吐き出し分のすき間を作ります。

さて、ここで問題です。

上2枚のレールの取り付け写真のうち、どちらが正しいでしょう。

おー、きっちり収まりました。

建具のルール「右手前」とは、引き戸は右側が前面くることです。

どこも必ずそうなっていますが、自分で据え付ける時は覚えておいてください。

4本とも収まると、家らしくなります。

中桟の面取りが大きすぎたかなと心配していたのですが、収まるとちょうどいいです。

うれしいので外側からも撮りました。

そう、先ほどのクイズの答、正解はこちらです。

水きりの部分が外側に向いていて、雨水の侵入を防ぎます。

こちらは水が防げません。

実はこの写真があるという事は、私自身が間違えてやり直したという事です。

今日は残りの斜めの三角の部分(これが面倒くさい)を仕上げていきます。

それでは今週も元気に行きましょう。

 

 

 



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