カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ジド~

2020年09月29日 21時59分59秒 | 映画 / MOVIE

2014年の作品、タイトルはヒンディー語で「意地」。

観る映画は適当にピックアップしているのだが、
2本続けてゴアが舞台だった。
ただゴアの美しい風景や賑やかな様子はあまり出てこず、
ゴアでなけれなならない理由はなかった。

また全体的に雨季だったのか雨のシーンが多かったのだが、
(人工的に雨を降らせていたのかもしれないが)
それでもゴアの熱気やサイケな色彩が全く感じられなかった。
あえてそうしたのかもしれないが、なおさらゴアである
必然性が感じられない。

  <ストーリー> 

ゴアの地元新聞社の記者ロニー(カランビル・シャルマ)が、
編集長のカラン(モハン・カプール)と警察長(ラジーヴ・
サクセナ)から事情を聴かれている。
ロニーが話す事情に沿って物語は進んで行く。

ロニーはカランに勧められゴアの奥にある家を借りる事にした。
長年使っていない幽霊が出そうな雰囲気の家だった。
そこで、家主である老人と娘のマヤ(マンナラ・チョープラ)に会う。

マヤはロニーに恋をする。そして留守宅に忍び来み、
そこで自分の写真がある事に気が付き、ロニーも自分が
好きであると思いこむ。実際は記者であるロニーが風景画と、
一緒に撮影した中の一枚だったのだが。

マヤを可愛いと思っていたロニーはデートに誘う。
そこで前のGFプリヤ(シュラッダー・ダス)の義妹ナンシー
(シーラト・カプール)に会うが、一緒にいる所をマヤが、
見てしまい嫉妬する。帰り道、飲酒運転のロニーは、
スクーターの女性をSUV車で跳ね飛ばし死なせてしまう。
目撃者がいなかった事と生活のためにマヤは逃げようと言う。

翌日、ニュースで死んだのがナンシーだと知りショックを受けるが、
出社すると、そのひき逃げ事件の取材を指示される。
マヤはロニーの車を証拠隠滅のため湖に沈め、盗難届を出させる。

ナンシーの葬式にプリヤもロンドンから駆けつけロニーに、
ひき逃げ犯人の手掛かりを聞く。

ところが、モーゼス検査官(デンジル・スミス)は、
ナンシーひき逃げの車の色はロニーの車と同じグレーで、
ひかれた後で絞殺されていた事。そしてプリヤは
ナンシーが死亡する前にゴアに来ていた事を調べ上げ、
二人が共謀してナンシーの財産を狙ったと推理している。

プリヤの父親はナンシーを連れてプリヤの母と再婚しており、
ナンシー名義の屋敷など財産があった。

マヤはロニーとプリヤが一緒にいる所を見て、
激しく嫉妬しロニーの飼い犬をワニの餌にしてしまう。
ロニーは全てはマヤが嫉妬に狂いやった事だと非難する。
マヤは自殺を図る。

プリヤはナンシーが死んだ夜、ロニーに会っていた事を知り、
ロニーに騙されていたと思いこむ。そしてマヤの家に行くが、
反対に襲われてしまう。マヤはロニーに助けを求めるが、
ロニーが家に到着した際に後ろから殴り倒す。そこに、
モーゼスがやって来てマヤを問い詰めるが、
マヤはモーゼスをも殴り殺してしまう。

目が覚めたロニーはマヤが全てを仕組んだ証拠を見つけるが、
マヤに灯台に連れて行かれる。そこにはプリヤが吊るされており、
ナンシーらを殺したと書かれた遺書が用意されていた。
ロニーはマヤの銃を奪いプリヤを助けるが、
マヤは海に落ちて死んでしまう。

ロニーの話を聞き納得したカランと警察署長は、
逮捕しない事を決めるが、ロニーの回顧が始まる。
全てはロニーとプリヤが仕組んだ、完全犯罪の筋書きだった。
哀れなマヤは全ての罪を背負って死んでしまった。

 犯罪においては被害者がいなくなって一番得をする人物が、
 犯人である確率が高い。この場合モーゼスが目を付けた通り、
 ロニーとプリアの共犯であったのだが、
 他の警察官たちがロニーの作り話にまんまと騙されるとは、
 ゴア警察もボンクラだな。

 いやはや・・・・正義は勝たず悪がのさばってしまった。
 ロニー酷いなぁ~相当な悪人だな。天誅が下ればいいのに、
 と思わずにはいられなかった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【インド映画】 ~ドゥム・マ... | トップ | 【インド映画】 ~アイ・ヘイ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画 / MOVIE」カテゴリの最新記事