カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ジャイ・ホー~

2020年09月23日 22時05分59秒 | 映画 / MOVIE

2014年の作品、タイトルはヒンディー語で「勝利」。
2006年のテルグ語映画「スターリン」リメイク版で、
2000年のハリウッド映画「Pay It Forward」に基づいている。

劇中で主人公ジャイが自分の受けた善意を第3者に返す、
と言う事を実践するように話すシーンがある。
サンキューと言った相手に「感謝の言葉は必要ない、
世界を変えるためにその気持ちを3人に返せばいい。」と。

少しづつ、その行為が広がって行く。
サルマン・カーンはこう言う正義感の強い役柄が似合うが、
実は・・・良い人を演じるのが上手い。

  <ストーリー> 

サルマン・カーン演じるジャイは陸軍少佐だったが、
テロリストから人質を救う際、命令違反を犯し休職中で、
困っている市民を救う正義の味方である。

ある日、両手に障害がある女学生スマンは試験の日、
いつも筆記を手伝ってくれる兄が交通渋滞のため間に合わず、
誰も手を貸してくれなかった事で悲観して自殺していまう。
渋滞の原因は内務大臣の娘の車を優先して通すためだった。
兄は警察に内務大臣の娘宛の被害届を出すが、
握りつぶされた上に殺されてしまう。

ジャイは正義感が強いあまりにキレやすくしかもやり過ぎる。
物乞いの少女に怪我をさせたセレブな男性を痛めつけてしまう。
恨みを買ったジャイは政治的な圧力から警察に捕まってしまう。

次にジャイの母親がトラックで襲われる。そして姉ギータ
(タブー)に内務大臣の娘から脅迫電話が入る。

身の危険を感じたギータはジャイと一緒に謝罪しに行くが、
国務大臣は自分の息子にジャイを殴らせながら、
今まで行って来た事を話し出す。
ジャイが任務に当たったテロリストとの抗争、
スマンの自殺と兄の殺害。それを聞いたジャイはキレて暴れる。

国務大臣は息子にギータとジャイの甥を誘拐させるが、
ジャイは甥を取り戻す過程で息子を転落死させてしまう。
国務大臣は州知事に経緯を話しジャイを陥れようとするが、
州知事はジャイの広めている運動の事を知り、
間を取り持とうとする。しかし国務大臣は州知事を殺害し、
その罪をジャイに擦り付けようとTVに出演する。

ジャイは負傷した州知事を連れて逃げるが追手がやって来たため、
州知事を病院に運ぶよう指示し戦う。そこへ警察もやって来るが、
汚職警官の中に一人善意の警官がおりジャイを助ける。
さらに国務大臣の息子と娘までやって来る。

最終的に息子とジャイの一騎打ちとなるが、
何故か二人とも上半身裸になり肉体を見せる。
ジャイが息子を倒した時、息子の携帯に国務大臣から、
電話が入る。負傷したジャイは善意のオートリクシャーに
拾われたが・・・そこに!なんと~!
かつての部下カウル大尉(スニール・シェッティ)が・・・
戦車で現れる~。そしてジェイを病院へ運ぶ。

病院では州知事が国務大臣の悪事を暴く。
回復したジャイは民衆に迎えられる。

典型的なサルマンの映画と言う感じ。
良い人オーラを前面に出し、アクション全開、
踊りもいっぱい、隣人のピンキーとのロマンスもあり。

最後の格闘シーンも水戸黄門同様、お決まりであるが、
戦車で登場って(爆)無茶するなぁ。

この善意の運動がインド全土に広がれば、
良い国になるのにぁ・・・・
と思うのは私だけではないだろう。


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