カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~キトネー・ドゥール・キトネー・パース~

2020年09月22日 22時10分59秒 | 映画 / MOVIE

2002年の作品、タイトルはヒンディー語で
「こんなに遠く、こんなに近く」。
主演はファルディーン・カーンなんだけど、この時代には、
かなり売れまくっていたようで出演作品が多い。
このまま行ってたら3カーン(シャー・ルク、サルマン、
アーミル)じゃなく4カーンだったんじゃないか?
と思うのだが(イルファンもいるが・・・)、
今では見る影もないほど残念な姿になってしまっている。

私も決して嫌いじゃない顔・・・。(笑)

  <ストーリー> 

舞台はグジャラート州、パテル夫妻は娘のジャヤ
(ソナリ・クルカルニ)の結婚相手の家を訪ねる。
当事者ジャティン(ファルディーン・カーン)は不在で、
親同士が決めた結婚らしい。

所変わってアメリカ。結婚のためにインドへ帰る事にした、
ジャティンは結婚相手のために指輪を買いに行く。
カリシュマ(アムリタ・アローラ)は衣装をオーダーしに、
ショッピングモールに行っており、二人はぶつかった拍子に、
携帯電話を落とし取り違えてしまう。

携帯電話を交換するためにジャティンは空港へカリシュマを呼ぶ。
ところが二人は同じフライトでインドへ帰るところだった。
カリシュマはニメッシュ(アユブ・カーン)と結婚する予定だった。

デリーに到着した所、グジャラートへ行くフライトが遅延しており、
仕方なくタクシーで(!?)行く事になってしまった。
ところが先客が・・・・カリシュマだった。

二人は性格の違いからモメながらグジャラート州へ向かうが、
途中で運転手が喧嘩して警察沙汰になり、バスで向かう事になる。
そこでお互い親同士が決めた結婚をするために帰国した事が判る。

 2000年初頭じゃこのような親が決めた結婚が主流、
 当事者同士会った事もないのに・・・・。
 まぁグジャラート州の田舎じゃ仕方ないか。
 でもなぁ・・:二人ともアメリカ帰りなのに・・・
 何とも思わないのが不思議だわ。納得いかない。

次第に打ち解けて行く二人。途中で出会った
結婚式の一行に招かれ見ず知らずの他人の式に参列するが、
二人は新婚カップルだと思われてしまい芝居をする。

 でたでた・・・芝居していて本気になるパターン。

そしてグジャラート州に着いて別々の道を行く。
お互いに気になっているけれど、結婚も決まってるし・・・。

ジャティンの家ではジャヤとジャヤの両親も待っていた。
そこへカリシュマが結婚式の招待状を持って訪ねて来る。
なんとカリシュマはジャヤの親友だった。
驚くジャティンとカリシュマだが初対面のふりをする。
しかし二人はお互いを愛し始めていた。

カリシュマの母親はカリシュマの気持ちに気づくが、
ここはアメリカではない、インドのしきたりに従うよう説く。
ジャティンの母親も気づきジャティンに問う。ジャティンは、
カリシュマを呼び出し気持ちを伝えるが、カリシュマは、
結婚式は進んでおり両親に背く事は出来ないと言う。

カリシュマの父親は反対するのかと思っていたが、
本人の意思を尊重するいい父親だった。カリシュマは、
自分の愛を犠牲にしても家を守る事を告げる。

結婚式当日、なんと双方の式場が向い合せ(笑)。
カリシュマの方の式場の調理場より火災が発生し、
逃げ遅れたカリシュマを置いて逃げ出すニメッシュ。
ジャティンが助けに行く。それを見た一同。

カリシュマの父親は神様が正しい結婚を導いてくれたと語り、
二人の愛を知ったジャヤとその両親も二人の結婚を認める。
めだたし、めだたし。

 アメリカ帰りの2人がデリーからラジャスタン州を通って、 
 グジャラート州へ辿り着くんだけど、アメリカ生まれの
 ジャティンがインドを知らない所がおかしかった。

 ジャヤの家族のアメリカへの憧れ加減が度を越していた。
 使い慣れない英語を使おうとしてわけわからなくなったり、
 何かにつけアメリカ、アメリカと言っていた。

 インド映画の定番中の定番の一つではあるが、
 愛する人がいるにもかかわらず親の決めた相手と
 結婚しなければならない・・・・と言う筋書き。
 愛する人がいなければ結婚後に愛が芽生える事もあろうが。
 本人より家が大事、これがインドの伝統やしきたりであれば、
 くたばってしまえっ!アーメン!である。


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