今回のハイルング*ゲシュテックの中級コースは2回レッスン。
初日はベース作り。
スポンジにリボンやブレード、裏の表から見えない所にも意識を向け仕上げます。
これが意外と集中力が必要な過程。
初めてこの作業をした時、ベース作りだけで完成した気になりました笑
正確に長さをはかり、丁寧に糊付けする工程。
ここをきっちりとするだけで最後の仕上げに雲泥の差が出ます。
テケトーだと美しくない。
芸術は数学です。
美の基準というのは数値がある。
特に古典的なアート。
ダヴィンチとか建築家でもありましたね。
多分木の実のクラフトは右脳ももちろんですが左脳の感覚をかなり使います。
木の実の配置も計算が必要。
大きさ、質感、バランスなど全て含めたアレンジ。
きっちり作り込んでいく感覚。
自然のものでありながら人工的な造形美を併せ持つのが木の実のクラフトの醍醐味でもあります。
そのベースの上にその人らしさが加味されます。
そこが面白い世界。
右脳と左脳の掛け合わせで生み出されるアートです。
色と香りと計算。
それらを統合して生まれる作品。
偶然もありますが敢えて意図した美しさを追求するのが中級コース。
楽しんでまいりましょう!