今回は、愛する飼い猫が脱走した場合に
私のマニュアル化したものをご紹介します。
昨日のように、玄関から出てしまった場合に
追いかけないで下さい・・・・逃げてしまうからです。
お家の中にいても、真後ろから追いかけると、猫は逃げますので
そんな時は、落ち着いて、名前を呼んで呼び寄せるようにしましょう。
それでも、逃げてしまって付近を探してもいない時は、
最初にすることは、ポスターを作る事です。
何故なら、脱走した時点では、脱走した場所の近くにいるので、
とにかく近所の電信柱や戸建てやマンションのお部屋ごとに
ポスティングをすることです。
注意事項として、写真は「全身写真」「顔のアップ」「出来たら後ろ姿」があると良いです。
「2018年●月◎日、東京都豊島区●●何丁目の自宅から
完全室内飼いの飼い猫が脱走してしまいました。」と強くアピールして下さい。
そして、「猫の名前、年齢、体重、雌雄、尻尾の長さ、
首輪の有無、不妊手術の有無と、猫の特徴、ご自身の名前や連絡先」を明記して下さい。
そして・・・・。
①まずは、無事な姿を確認するのを目標にしましょう。
●家の前で、ご飯とお水をあげる。
匂いの強いご飯が良いので、普段は上げてはいけませんが、「銀のスプーン」シリーズや三ツ星グルメなどを普段のご飯に混ぜて多めにあげてください。ウェットフードも、安いので構いませんから、あげてみて下さい。お水もお願いします。必ずご飯は、一か所の決まった場所であげてください。
使っていたトイレ砂はご飯の場所とかなり離した場所に置くと良いでしょう。
↓
この際に、もしマンションなどにお住まいですと、他の住民の方に驚かれてしまいますので、
同じマンション内の人に「飼い猫が脱走したので、保護するために餌付けをしています。もし、見かけたら、ご一報ください」と捜索用のポスターと共に名前と電話番号を書いたメモなどを各部屋にポスティングすると良いです。
●ネットの「迷い猫掲示板」に
写真付きで記事掲載。
記事に必ずポスターと同じ内容を書いてください。
脱走場所を何丁目まで書くことで、わかりやすくなり、近所の人が気にしてくれます。
●万が一の為、近所の警察と愛護センターに届け出をして下さい。
ちなみに、交番ではなくて警察署に届け出をしましょう。
それ以外にも、考えたくはないですが、万が一の交通事故を考えて・・・・。
道路管理者・最寄りの清掃局に、問い合わせをして下さい。
国道、県道、市道により、管理者が違う為、全て問い合わせてみて下さい。
●近所の電信柱へ
作成した捜索ポスターの塗布や
ポスティング。
近所にいる確率が非常に高いので、電信柱に雨にぬれても
大丈夫なようにビニールを掛けたポスターを貼って下さい。
あと、動物病院やスーパー、ペットショップなどが協力してくれると思います。
マンションや戸建てなどにも、出来るだけポスティングして下さい。
電信柱への掲示やポスティングは非常に重要です。
●名前を呼びながらの捜索
脱走した猫の活動時間は、たいていは夜間なので、
夕方以降に名前を呼びながら、かつお棒などの匂いの強い猫のオヤツを
携帯しながら、捜索して下さい。
(昨日の記事のように、飼い主さんが名前を呼ぶことは重要です)
*8/12追記。近くに野良猫にご飯をあげてるお家や、
餌やりでまわっている人がいたら、是非、協力してもらってください。
その人たちの餌場に現れるかもしれません。近所の野良猫事情も
良く聞いてください。不妊手術がすすんでいるのか?そうでないのか?
何故なら、未手術のオスは獰猛でテリトリー意識が強いので、
あなたの飼い猫をいじめたり追い払ったりするかもしれないからです
妊娠猫や子猫を連れた雌猫も、血気盛んですから、気を付けないといけません*
*20194/14追記。今まで脱走して姿が見えなくなった猫の捜索で
見つけることが出来たのは、
殆どが、電信柱のポスターやポスティングを観た人からの
電話による情報提供でした。
家の近くにいるはずですので、自分の家を起点に100M四方は
全ての家にポスティングして下さい*
②見つかったら。
「手で捕まえられる場合」
追いかけずに、向こうから来るまで待ってください。匂いの強いかつお棒やご飯を見せながら、
手元に来させてキャリーバック、洗濯ネット、大き目の布袋などに入れてください。
「怯えて、逃げてしまう場合」
大部分が、怖い思いをいっぱいしてるので怯えて逃げます。
その場合は、トラップで捕獲が必要です。
その為、いる場所での餌付けをして下さい。
また、家の前に良くご飯を食べに来るなら、しっかり「餌付け」して
トラップで捕獲します。
トラップは生活衛生課や動物病院で貸し出しがあります。
私の里親さんの場合は、私が捕獲しますから、ご安心ください。
③家の前のご飯は減るけど、姿を確認できない場合。
私の場合は、脱走から1週間後くらいに、夜間に
トレイルカメラを仕掛けます。(野生動物の生態調査の為のカメラで
赤外線がついてるので夜間でも撮影可能。動くものを連写するようになってます)
また、猫探偵も有効な場合があります。
そして、見つかっても捕獲できないとか、全く見つからない時でも
諦めずに頑張りましょう。
まだ、トラップなどない25年前、私の友人の猫がベランダに来る
スズメに飛び掛かろうとして網戸を突き破って、ベランダに出てしまい
勢いでベランダから落ちて、行方不明になったことがあります。
みんなで探しましたが、見つかりませんでした。
それでも、私も友人も諦めることなく探し、3か月後に
ある駐車場にいるとポスターを見た人から電話があり
自宅から離れたその場所に、1~2週間通って餌付けして・・・・近くに来たところを
大きな薄い毛布に紐をつけたもので捕獲しました。
その猫はガリガリに痩せて
薄汚くなってしまってました。
かなり、怖い思いをしたみたいで、
もとの人懐こい性格に戻るまで2か月くらい掛かったそうです。
友人は、猫がいない3か月の間、心労で10kg痩せてしまいました。
それでも、戻って来た時の喜びようは今でも忘れません。
そして、不思議なことにその猫は、外に興味を持たなくなったそうです。
あと、ストーカーのように付いてくる甘えん坊になったと
友人が嬉しそうに言ってました。
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今日の映画・本のご紹介はお休みです<(_ _)>
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