2月5日に議会改革特別委員会として愛知県岩倉市議会を視察しました。
岩倉市議会は早稲田大学マニフェスト研究所議会改革調査部会の議会改革度調査2018ランキングでは4位にランキングされ、なかでも住民参加では1位になっています。視察の内容としては「委員会代表質問と政策提言について」「議会基本条例の検証および見直しについて」「住民参加における取組みについて」として説明を受けました。
委員会代表質問は平成30年12月定例会にて委員会代表質問を行っています。政策提言についてはそれ以前から委員会ごとにまとめ上げて執行部に提言しています。また、委員会として要望も行っています。
議会基本条例の検証と見直しについては全議員による議会基本条例推進協議会において、岩倉市議会基本条例の検証シートを活用して毎年行われ、検証結果に基づいて見直しを行い、それに基づいて各種取組みを実施しています。
住民参加の取り組みについては市民の多様な意見を把握し市政に反映させるため議会報告会だけでなく「ふれあいトーク」として、各種団体、各地区との意見交換会を積極的に開催されています。平成30年度は議会報告会を含めて年間15回開催されています。平成30年4月からは「議会サポーター制度」を設置し市民から要望、提言その他の意見を広く聴取し、議会運営に反映させています。
岩倉市議会では議会報告会や市民との意見交換会、さらには市議会サポーター制度などを活用し、市民からの要望や政策提言等を聞きだす機会を設けています。中津川市でも市民との意見交換会や対話集会の開催方法や回数を検討するべきだと思います。そこでの政策提案、質疑、要望等を各常任委員会で検討し、本会議の中で委員会としての代表質問を行っている点も参考にするべきだと思います。