メディカルチェック2019 | バスケ選手のためのトレーニング理論

バスケ選手のためのトレーニング理論

理学療法士の臨床経験やトレーナーの現場経験を活かして、バスケ選手のためのトレーニング理論を追求しています。
独自の理論をバスケ選手や指導者に向けて配信することで、日本のバスケットボール界に貢献していきたいです。





4月から土浦日大男子バスケットボール部のトレーナーを務めさせて頂くことになりました





今後も選手との情報交換ツールとしても、ブログは継続していきたいと思っております







いきなりトレーニング指導をする前にまずは選手の特徴を知る為にメディカルチェックを実施させて頂きました








常に心掛けているのは研究のためのメディカルチェックにならないことです





常に現場に活かせるメディカルチェックを心掛けています





ほとんどの項目がそのまま自分のセルフケアやトレーニングに繋がるように毎年アップデートしてきました





主なメディカルチェックの項目
ストレッチポールを活用した体軸評価
各種体幹機能評価
全身の柔軟性
In Bodyを活用した体組成評価
徒手筋力計を活用した筋力評価
FMS
バランス評価
アジリティ評価





試合の動き方は見てきましたが、やはり上記の項目がプレイにも現れていることを改めて感じました






個人データのフィードバックは後日になりますが、当日できるフィードバックは午後に90分ほどかけて行いました





腰痛をもっている選手は胸椎や肩関節、股関節などの柔軟性が乏しいことが多く、まずはそこを早急に修正する必要があること





上記の柔軟性低下が腰痛者に限らず、ディープスクワット(バスケの局面ではパワーポジション+ハンズアップ)を阻害してしまうことを選手に実感してもらいました





柔軟性が良くてディープスクワットが取れていても体幹の安定性が欠如している腰痛者もいます





各選手によって行うべきアプローチが異なること、そして改めてメディカルチェックにて身体状況を細かく分析する価値を再認識することができました






自分1人の力ではとても行えず、スタッフ総勢13名のご協力を得て実施することができました





感謝の気持ちを忘れずにこれから選手のために情報を分析していきたいと思います!!!







理学療法士
高田彰人