座敷わらしのいる家 | 子ども達と自然に暮らそ!

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十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

我が家には、座敷わらしがいる。
一人ではない。

我が家は、数年前まで七人家族でした。
介護の必要なおばあちゃんと、
私たち夫婦と、子供四人。

当時、買っておいたおやつが、
私が不在の間に大量になくなる、
という事件が頻発。
仏壇にあげておいたお菓子も
朝仏壇おがみにいったら、もうない。
家族みんなで食べようと、
七個入りのお菓子とか
仏壇にあげといても、
まるごとなくなる。

日中常に家にいるのはおばあちゃんだから
絶対おばあちゃんだと、
家族みんながそう思っていました。

でも、おばあちゃんに面と向かって
「お菓子食べたでしょ‼️」
って、責め立てるのもかわいそうだったから、
『座敷わらしがまたおやつ食べた』
ってことにしました。

座敷わらしにおやつを食い尽くされるので、
おやつをいろんなところに隠しました。

あるときは、食器棚にあった落花生の殻が、棚の後ろに隠してあったりして、
「今日は、おやつの袋、探せなかったんだな」
って思う日もありました。

で、おやつがなくなる度に、
『また、座敷わらしだ!座敷わらしじゃあしょうがないよね』って言っていました。

それから数年後、
おばあちゃんが病気で亡くなりました。
みんなで、おばあちゃんたらね~、
みたいな話をしていました。

ところが、
おばあちゃんが亡くなって数ヶ月。
再び仏壇のおやつがなくなり始めた。

座敷わらしは一人じゃなかった!

長男と次男が家を出ても
まだおやつはなくなり続ける。

昨日も、お彼岸用にあげておいた
五個入りのお饅頭が
まるごとなくなった。
朝はあったのに、夜にはなくなってた。
一日で五個もお饅頭食うのか?!
って思ったけど、
きっとおなかがすいてたんだろう。
なんてったって、食欲の秋だ。

彼岸団子がなくなっちゃったから、
仏壇にはおはぎを作ってお供えした。
夕べあげて、今朝はまだなくなっていない。

「うわ~❗また座敷わらしにやられた~❗」
なんて、今しばらく
座敷わらしのいる生活を楽しもうと思う。

犯人探しするより、
ちょっぴり楽しい気持ちになれるからね。