今、何を感じ、何にフォーカスするかで世界の見え方が変わる | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

新型コロナウィルスのために、

学校にいけない子ども達。

仕事を休まざるを得ない方。

仕事が減ってしまった、収入が減ってしまった方。

マスクはない。

どこで感染するかわからない怖さ。

自分もいつ感染源になってしまうかわからない怖さ。

 

コロナ関係のニュースを見るたびに

不安に押しつぶされそうになります。

 

自分は大丈夫だろうか?

家族は大丈夫だろうか?

離れて暮らすあの人は大丈夫だろうか?

・・・・

 

たくさんの不安。

たくさんの怖れ。

 

そこからくる買い占め。

本当に必要な人に物資が届かないという状況。

 

そして、不安や恐れは、

時に怒りに変わります。

政府への怒り。

感染源になってしまった人への怒り。

こんな状況なのに意識しないで行動する人たちへの怒り。

・・・・

 

 

一方で、新型コロナウィルスのお陰で

大事なことに気づいたという人たちも現れ始めました。

今、気づけたことに感謝する人たちが現れ始めました。

 

家族で過ごす時間が増え、今まで家族との時間を大事にしてこなかったな~という人や、

リモートワークに切り替わり、いかに今まで必要のない仕事に時間を奪われていたんだろう、という人。

大変な時だからと、お互い支え合おうという人。

何気ない日常に幸せを感じる人。

家族と何気ないことで笑いあえる日常が、どれほど幸せか。

親しい人と笑顔で会話し、ハグできる幸せ。

遊べる友達がいるって幸せな事。

バカ言いあって笑いあえる仲間がいるって幸せな事。

 

みんな元気出してと、ロックダウン中の町をパトロールするお巡りさんが歌ってみたり。

子ども達のためにと、オンラインツールを無料で開放する企業も相次いで現れました。

zoomなどのオンラインツールを使って、世界中とつながり始める人たち。

二酸化炭素が減って、大気汚染が改善されたというニュース。

水の都ベニスの川がきれいになったというニュース。

・・・・

 

 

起きている出来事は、それ自体変わらない。

 

 

違いがあるとすれば、

現実の不安や、目先の心配によって行動するのか

その先にある幸せな未来にフォーカスして行動するのかという意識の違い。

 

さあ、こんな時だからこそ、みんなでこの危機を乗り越えよう!

目の前の不安な状況は変わらないけど、

せめて、気持ちだけでも明るく保とう。

心の健康のために。

そして、危機を乗り越えた先の新しい世界に希望を持って。

 

きっとこれを機に、世界は変わる。

もとい、世界の見方が変わる。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

昨日、自転車屋さんに、子ども達の自転車の点検のために自転車を持っていった。

いつもとは違う近所の自転車屋さん。

一件は、一番近くにある不愛想なおじいちゃんがやってるお店。

店のガラス戸はいつも閉まっていて、ちょっと入りづらい。

 

いつもは、近いからそこに持っていくんだけど、

なんか今回はもうちょっとだけ離れたところにある自転車屋さんに持っていこうと思った。

 

そこは、店の前に自転車が並び、ペットボトルで作った風車がいくつもカラカラと回っている、ちょっと楽しげな雰囲気のお店。

中に入ると、愛想のいいおじいちゃんが、「すぐできるよ」と言ってくれた。

自転車の点検代は、二台で3200円。

お金を出そうと財布を見たら、小銭が100円足りない。

大きいお金を出そうとしたら、おじいちゃんが私の手を制して言った。

「細かいのはいらない。サービスだ」

そんなわけにもいかないと、「こんな時だからちゃんとお金もらわないと」と

財布を開こうとすると、「いいからいいから」と受け取ろうとしないおじいちゃん。

 

車まで自転車運んで、積み込むのを手伝ってくれて、

私がいなくなるまで店先で頭を下げているおじいちゃん。

 

次からは、絶対ここに持ってくる。

なんかあったら、ここで自転車見てもらおう。

そう思った。

 

気のいいおじいちゃんのおかげで、

私の心も温かくなった。

人っていいな。

人って、素敵。

世界は優しい。

そう思わせてくれたおじいちゃんに感謝。

 

なんだか、優しい気持ちになって、お花を植えたくなった。

お花の苗を買ってきて、玄関先の鉢に植えました。

 

こんな時だからこそ、

気持ちだけでも明るくしよう。

 

優しさを広げよう。

 

距離を保ちながらも、優しい言葉をかけあおう。

 

そしたら、きっと、優しい世界が見えてくるから。

 

そして、子ども達にも伝えたい。

 

世界は優しいよって。