中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

上海はほぼ正常化?

 日曜日、上海は晴れ、気温は 19度。比較的暖かい一日。 今日も今日とて殆ど家から出ずに引き籠もって作曲関連の仕事をして過ごした。あ〜退屈。

 気分転換にネットサーフしてみると、日本のニュースサイトは暗いニュースを更に煽る様な記事しか無くてウンザリしてくる。世の中が混沌としてるのは事実だが、ただでさえ情報過多の昨今なので、全てがこ〜んなに暗いニュースばかりだと、これじゃ真面目なヒトから病んで行く気がするよ。

 そういう意味に於いては中国の情報統制ってカナリ有効!? なのかもしれないなぁ。そもそもこの国の人々は情報統制に慣れきっているので、オフィシャルなニュースなんて半分くらいしか信じてないからね。
 強制力…という観点からしても、カナリ頻繁に(しかも突然)『お上の命令』が発令されるから、コレには素直に従う訓練がされている。これは長い歴史をかけて擦り込まれているので、反抗しても余計にこじれて無駄なだけ…って皆知ってるから誰も反抗しようとしない。全人民が実に『素直に』従うワケだ。なにせ『絶対』だからね。
 …とは言え、どっかズル賢いので、従うフリをしながら自分たちで逞しく生きる裏道を沢山持ってたりするワケで(時に笑っちゃう様な屁理屈だったりするのだが)でもまぁ『生きる術』みたいなモンだな。この国で生きていくには必須の条件カモ知れない。

 話が逸れた。何はともあれ昔から『情報』に対しての信用度がそもそも低いので、過度に振り回されず、悲惨な情報もどっかドライに『眺めてる』感がある気がする。でも日本人のメンタリティを考えると、今の日本での報道は、全国民が不安と不満を溜め込んでイライラして、みんな神経症になってしまうんじゃないか?と不安になる程だ。

 中国のヒトは基本的に『遠慮しない』ので、何か不満が有るとその場で直ぐ怒るケド、結局のところ迷惑を掛け合って生きてるから『お互い様』って事で『直ぐに忘れてしまう』傾向が強いんだよね。なのでストレスに対する耐性が高い気がする。もちろん、ほぼ全人民!? が自分勝手ゆえ、その分腹が立つ事も多いけど(笑)その場で直ぐに発散するから怒りとか長続きせず『カラっ』としている。
 でも日本人って基本的に『常に他人に対して礼儀を払って』行動してるから、何か不遇な目に遭うと、自分の方が正しい…という事を訴えたくて、論理的に『こうあるべき』という主張したがる傾向が強い気がする。自分の主張が認められるまでずーっと溜め込んじゃう?みたいな(まぁヒトにも寄るけど)結構『ジメっ』と溜め込む傾向がある気がするので、そういう部分が心配なんだよなぁ。『理不尽』な事に特に敏感だからね。。。

 期待するから不満が溜まる。期待し過ぎない事デスヨ、何事も!

 さて、下らない話が長くなった。あくまで暇潰しの!? 個人的見解です他意はございません。もちろん。
 一日中家にいたら息が詰まってきたので夕方頃にパンを買いにでかけた。淮海路は既にイツモのヒトの賑わい。
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 昔から大人気のお店には、お客さんがフツーに並んでいた。
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 このままブリ返さずに日常に戻って欲しいと切に願う。たった一人見逃すだけで再流行するから、まだまだ暫くは緊張した日々が続く。
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