自律神経とは「循環器」や「消化器」、「呼吸器」といった体内の器官を調整するために24時間休むことなく働き続けている神経です。
自律神経は、身体の活動している時や日中に優位になる「交感神経」と、リラックス時や夜に優位になる「副交感神経」の2つあり、そのバランスが大切です。
自律神経のバランスが崩れると
(1)全身倦怠
(2)めまい
(3)頭痛
(4)動悸
(5)下痢
(6)不安感
(7)緊張
(8)イライラ
(9)ふるえ
(10)不眠
などが起きます。
この自律神経のバランスが崩れる原因はストレスだけではありません。
(1) 眼精疲労
目の焦点を合わせる筋肉である毛様体筋は自律神経が司っています。
従って、目を酷使することで毛様体筋が疲弊すると、自律神経のバランスが崩れてしまい、目だけではなく、全身への影響があるとされています。
パソコンなど一定のものを凝視する時間が長いと起きやすいので、時々休憩をとって遠くを見たりしましょう。
(2) カルシウム不足
カルシウムは緊張した神経を落ち着けて、苛立ちを抑える働きがあります。そのため、自律神経を乱さないための予防として有益であるとされています。
その分カルシウムが不足するとイライラしてしまう可能性もありますので、自律神経のバランスを崩さないよう、小魚やほうれん草といったカルシウムが豊富な食品を積極的に摂りましょう。
(3) 浅い呼吸
呼吸法には大きく分けると「胸式」と「腹式」の2つになるのですが、私たちは呼吸の浅い胸式呼吸をしていることが多いようです。
この短い呼吸が交感神経が優位になることで、自律神経失調症を招く原因になります。
反対に腹式呼吸でゆっくりと息をすれば自律神経を刺激して副交感神経が優位になります。
交感神経が優位になっていると感じた時は腹式呼吸を意識して自律神経のバランスを取るのがいいでしょう。
自律神経のバランスが崩れると、ただでさえ社会生活でのストレスがあるので、余計に悪化させて鬱になったりしてしまうことも少なくありません。
日常生活で気をつけたいですね。
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