私は病院がダメということではなく、救急医療や緊急処置は必要ですが、その他の慢性疾患などは薬ではなく、生活習慣やストレスなど原因を自分で修正し自然治癒力が働くようにしないと、病気は治癒しないと思っています。
それを踏まえて、船瀬俊介 ホットジャーナルからの抜粋をお読みください。
病院に行ってはいけない! 10の理由 船瀬俊介
まず皆さんに質問があります。「長生きしたいですか?」…半分は返事なかったね(笑)。
人間の寿命というのは120歳といわれてます。昔152まで生きたという人もいました。
スコッチウイスキーで有名な「オールド・パー」ってあるでしょ? あのラベルに描かれているおじいさんは、17世紀頃イギリスに実在した有名なご長寿さんです※1-152まで生きたんですが、当時のイギリス王室が「我が国で最も長寿」ということを祝って、たらふくごちそうを食わせちゃったもんだから、翌朝死んじゃった。食わせなきゃもっと生きたかもしれません。
生まれたいと思って生まれた人は誰もいないけど、生まれた以上120は無理でも100の峠は越えたいなあと思うじゃない。
結局「俺は100まで軽く生きるんだ」、と思う人は生きられる。
無理だと思う人は生きられないんです。
私は65歳ですが、同窓会なんか行くと凄いよね。
同じテーブルにジジイばっかり(笑)。
同い年のはずなのに、全員髪も真っ白。真っ白ならまだいい、まったくない人もいる。
私なんかまったく染めてないよ、これ。
実は体も凄いんです。
ウェスト74、胸囲は1メートル以上だから、脱いだら結構凄いよ! 首から下はギリシャ彫刻(場内爆笑)。
黄色い声上げないでください。
首から上はアジア系。
ギリシャといえば、ヒポクラテス※2という人がいました。
医療の真実を語ったといわれる古代ギリシャのお医者様で、今でも「医聖」と呼ばれています。この人の有名な言葉に
「人間は生まれながらにして体の中に100人の名医をもっている。」
というものがあります。
分かりやすく言うと「自然治癒力」。
すなわち、人間の体は、ほっといても治るように出来ているという事。
生命にはもとより「ホメオスタシス」という機能が備わっています。
「生体恒常性維持機能」ともいいます。人間の平熱は36度くらい
ですが、風邪ひいたときは熱が出ますね。それは体内で熱を発して病原菌を殺すためです。
熱中症の時も、熱が出てダラダラ汗出るでしょ。それは汗の気化熱で体を冷やそうとするから。冬山で遭難したとき、体が震えますね?
それは、全身の筋肉を小刻みに動かして熱を発生させ、体を温めようとするから。こういったものがホメオスタシスであり、生命
の大原則ともいうべき自然治癒力です。
その自然治癒力について、大学の講義では1時間も教えないんですよ。
それは何故なのかと、森下敬一先生※3という自然医学の権威者に尋ねましたところ、「患者が勝手に治っちゃったら、医者はおまんま食い上げだろう。」と言うんです(笑)。…なるほど。
じゃあ大学の医学部では病気の治し方を教えてると思うでしょ?
今度は、免疫学の権威である新潟大学名誉教授・安保徹先生※4に聞きました。
すると
「病名とか薬の名前とか、覚えなきゃいけないことが一杯あって、治し方なんか習ってる暇ねえさ」
だって(笑)。
あきれかえったね。
人間の体にどれだけ病名がついてると思う?
私の調べたところ何と4万5千。こんなちっちゃい体に、病名がそんなにあるわけねえべさ!
医学っておかしいでしょ?
笑っちゃったのは、例えば精神医学の分野で「多幸症」っていうのがあるんだよ。
幸せが多過ぎる病気だって。落語になるよね。
「次の患者さんどうぞ」
「よろしくお願いしまーっす!」
「おや、何だかずいぶん元気な人だな。どうしました?」
「先生、私何だか朝から幸せいっぱいなんです!」
「うーん、こりゃどう見ても多幸症だな。相当重症だ。この薬を飲みなさい」
「私、どうなるんでしょう?」
「安心なさい。これを飲めば必ず不幸になりますよ。」
…ね? 現代医学ってコメディーだよ。それに気がついてもらいたい。
自然治癒力を教えない、病気の治し方を教えない。
それなら病気の原因は教えるだろうと思って、次は鶴見隆史先生※5っていう、ファスティングの権威に聞きました。
鶴見先生が大学医学部の時に、奇妙な症状の患者が運ばれて来たんだそうです。
そこで担当教授に
「先生、この患者の病気の原因は何でしょうか?」
って聞いたところ、その教授はすごい剣幕でこう言ったそうです。
「キミ! 原因なんか考えるな! さっさと処置しろ!」
皆さんも病院行ってよく見てご覧。
「治療室」じゃなくて「処置室」って書いてあるから。
「治す」って書いてないんだよ。
これが現代医療の正体です。
日本人は真面目に病院に行き過ぎるんですよ。
検査信仰、薬信仰、お医者様信仰、病院信仰。
この4つの信仰がある。
私がなんでこんなに元気かっていうと、この4つの信仰を捨てたからね。
薬は飲まない、病院には行かない、医者を見たら張り倒す。
さて、今皆さんにお配りした「病院に行っては行けない10の理由」という資料をご覧ください。
コレ見たら「うわー、こんな怖い話聞きたくないなあ」と思ったでしょ?
でも私の話聞けば寿命20年延びるよ。
半分しか聞かなかったら10年しか得しません(笑)。
まず「検査を受けた人程早く死ぬ」。
これは私が言ってるんじゃありません。
新潟大学の現代予防医学の最高権威といわれている岡田正彦先生※6の言です。
日本人は年間300万人が人間ドックを受けていますが、そのほとんどが「異常」のレッテル貼られます。
そこで病院へ行けといわれて、真面目に行きますから、それが地獄の入り口です。
異常なのはその人じゃなくて、数値の方なんです。
例えば高血圧の指標は、今まで160以上が高血圧だったのが、最近になって突然140までハードルが下がったんだね※7。
それで急に高血圧の人が増えました。
「増えた」じゃねえよ、「増やした」んだろうが。
だから医者の言うことを「はいはい」聞くもんじゃありません。
私なんかそんな事言われたら急に高倉健入っちゃうよ。
「(モノマネで)何だとテメエ、上等じゃねえか」ってね。
(拍手喝采)
昔は酷い人間ドックもあったそうですよ。
私の知り合いが行って来て、
「凄かったねー、前の晩高級ホテルみたいな所に泊まって、ものすごいごちそうがたくさん出て来たんだよ! これも料金のうちだと思って苦しくなる程食べたんだけど、翌日の検査で血糖値が高いって言われた」
だって。当たり前だろうが!(笑)。
さすがに最近はそんな事しなくなったらしいけどね。
自分が健康かどうかなんて、自分の体の声に耳を傾ければ分かる事です。
朝気持よく起きられて、「生きててよかった、幸せ!」と思ったら健康。
布団の中でぐずぐずして「起きたくねえなあ~」と思ったら、私の経験からするとそれは大抵二日酔いだね(笑)。
次に「がん検診」の問題。近藤誠先生※8っているでしょ。
『医者に殺されないための47の心得』などの著者として有名です。
彼にも何度も取材していますが、最近先生は某マンガ週刊誌に連載中の医療告発マンガを監修されています。
そのタイトルが『医者を見たら死神と思え』※9だって。
その近藤先生が言うには、「現代医学はがん細胞の定義をあきらめた」のだそうです。
がん細胞というのは、100人100色で、調べれば調べる程分からなくなっているのだとか。
私は耳を疑いました。
「だったら病理医で細胞診ってやりますけど、あれは何で決めてるんですか?」
と聞きましたら、こうハッキリおっしゃいました。
「実にいい質問です。彼らは気分で決めているんです…。」
朝「がん」と断言した医者が、夕方同じ細胞を「がんじゃない」と言う事もあるという。
こんなコメディが毎日繰り返されているんです。
近藤先生曰く、がんとがんでないものの間には、どちらとも判別のつかないグレーゾーンがあるんですが、それらをすべて「がん」としてしまうんだそうです。
じゃあそれは何なのかというと「がんもどき」だそうで。
あれ、おでんにすると美味しおまっせ?(笑)。
検診で見つかるがんで一番多いのは「上皮内がん」です。
上皮内がんというのは、組織の一番表面にある上皮内膜にだけ存在するがんの事で、単なる炎症である場合が多いんです。
これを証拠に、がん保険の契約書をよーく見ると「上皮内がんは適用されません」と書いてある場合が多いんです。
上皮内がんは、がんじゃないということです。
それもこれも、ガン治療で病院や製薬会社がボロ儲けできる仕組みが原因。
医者はがん患者を患者とは思っていませんよ。
札束が歩いて来たと思っています。
皆さんの健康保険料は、どこに消えるの?
医者や製薬会社が吸い上げているんだよ。
ワクチンもだめ。
例えば近年重篤な副作用で大問題になっている「子宮頸癌ワクチン」は、その説明書をよーく見ると「子宮頸癌およびその前駆病変の予防効果は確認されていない」と書いてあるんですよ。
そんな馬鹿な話がありますか。
「ポリオ(小児麻痺)」のワクチンもダメ。
我が国ではここ30年以上、1人もポリオ患者は出ていないんです※10。
それなのに大金をかけて政府が予防接種を強要するのはおかしいでしょ。
「日本脳炎」もそう。
日本で年間たった数人の患者しか出ていません※11。
くじより確立が低いよ。
「ジフテリア」もここ10年以上0人※12。
製薬会社と厚労省が結託して、巨大利権を手にしているという事です。
ワクチンだけじゃありません。
現代社会で流行しているうつ病についても同様で、SSRI※13と言う抗うつ剤が出回ると同時に、自殺が急増しているんです※14。
薬がうつ病を悪化させているという事。
製薬市場を牛耳る巨大資本、ロックフェラー財閥の一族は一切薬を飲まないと言われています。
「あんな危ないモノ飲まないよ」ってわけだね。
ロバート・メンデルソン※14というアメリカ人医師は「医療の9割が地球上からなくなれば、人類は健康で幸福なれる」と言いました。
じゃあどうすればいいか。まずは「笑う事」。
それから「食生活を改める事」。
食事を減らして菜食中心にしましょう。
そして「体を温める事」。
この3つです。
だから温泉に行くのが一番。温泉入ってニコニコ笑って、山菜料理
でも食べればもう大丈夫! 予算が余ったら芸者でも上げてどんちゃん騒ぎすればいい。
免疫細胞出まくりです。
楽しいとNK(ナチュラルキラー)細胞が増えますから。
要するに真面目に病院通いするより、ファスティング(断食)してたほうがよっぽどいいって事。
無理に1日1食にする必要はないけれど、まあ2食くらいには減らした方が、ぐっと体調良くなりますよ。
腸の不調は万病の元です。 “ご町内(腸内)のみなさん”が元気に
なれば大丈夫なんです(笑)。
何より、今皆さんに必要なものは、薬ではなく「情報」です。
常識にとらわれることなく、いろいろな情報に耳を傾けてください。
どうもありがとうございました。
(脚注)
※1 トーマス・パー(1483~1635年)/
152歳まで生きたといわれる17世紀イングランド人。
105歳の時に不義の子をもうけた罪で逮捕されたともいわ
れる。
自身の長寿の理由を菜食主義と節度ある暮らしにあると考
えていたが、チャールズ1世に拝謁しロンドンで有名人と
なり、食事と環境の変化により死期を早めた。
※2 ヒポクラテス(紀元前460年?370年頃)/
医学を原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重
んじる経験科学へと発展させた人物。医学の父、医聖、疫
学の祖と呼ばれる。
※3 森下敬一/
1950年東京医科大学卒業。医学博士。
現在、国際自然医学会会長。グルジア国立医科大学名誉教
授。
著書は、『ガンは食事で治す』(ベストセラーズ)、
『クスリを一切使わないで病気を治す本』(三笠書房)な
ど。
※4 安保 徹/
1947年青森県生まれ。東北大学医学部卒業。医学博士。
新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(免疫学・医動物学
分野) 。
著書は『老けない人の免疫力』(青春新書プレイブック
ス)、『免疫革命』(講談社+α文庫)など。
※5 鶴見隆史/
NPO法人鶴見酵素栄養学協会理事長。金沢医科大学医学部
卒業後、浜松医科大学にて研修勤務を経て、代替医療を研
究。西洋医学と東洋医学を融合させた医療を実践する医
師。著書は、『食養生で病気を防ぐ』(評言社)、『断食
でがんは治る』(双葉新書)など。
※6 岡田正彦/
1946年舞鶴市生まれ。新潟大学医学部卒。1990年より同
大学教授。医学博士。
専門は予防医学。著書は『がん検診の大罪』(新潮選
書)、『検診で寿命は延びない』(PHP新書)など。
※7 高血圧/
現在、日本高血圧学会が発表する高血圧治療ガイドライン
によると、収縮期血圧140mmHg以上が高血圧とされてい
るが、かっては1978年にWHOが定めた基準値(収縮機血
圧160mmHg以上が高血圧)を一般的に採用していた。
※8 近藤 誠/
1948年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学
部放射線科入局。1979~80年に米国へ留学。がんの放射
線治療を専門で、ちぶさ温存療法のパイオニアとして知ら
れる。
著書は『患者よ、がんと闘うな』、『がん放置療法のすす
め』(ともに文藝春秋)ほか。
※9『医者を見たら死神と思え』小学館ビッグコミック、
原作:よこみぞ邦彦原作
作画:はしもとみつお
http://command-ex.com/L3629/g6925/52871
※10 小児麻痺の国内罹患数/
1981年の1例を最後に、その後現在まで患者数は0人。
(国立感染症研究所/感染症発生動向調査より)
※11 日本脳炎の国内罹患数/
2009年:3人、
2010年:4人、
2011年:9人(国立感染症研究所/感染症発生動向調査よ
り)
※12 ジフテリアの国内罹患数/
2000年?2011年:0人(国立感染症研究所/感染症発生
動向調査より)
※13 SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
※14 ロバート・S・メンデルソン(1926~1988)/
医学博士。1951年シカゴ大学医学部で学位を取得。
イリノイ大学医学部准教授(専門は小児科、予防医学、地
域保健学)、全米保健連盟会長
ほかを歴任。全米のテレビとラジオに500回以上出演する
など啓蒙活動にも尽力。
著書は『医者が患者を騙すとき』(草思社)など。
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