2020.8.31(月)
やっと見ました!
我們與惡的距離『悪との距離』The World Between Us
2019年度電視金鐘獎(台湾版エミー賞)で6部門を受賞した話題のドラマです。
無差別殺人を扱った重い内容ですが、希望の光が感じられるエンディングでした。
私はNetflixで見たのですが、テレビ埼玉でも放送されたんですよね。
無差別殺人といえば、数年前に台北の地下鉄で起こった事件を連想してしまいます。
それから、日本の小学校で起きた事件。
日本の事件では、犯人が、異例と言えるぐらい早期に死刑執行されたのでした。
台北の事件の犯人もすでに刑に処されています。
この二つの事件では、動機が解明されないまま、犯人が刑死しているんですよね、確か。
被害者への謝罪もなかったようですし、自分のしたことの罪の重さもわかっていないでしょう…
もし自分の罪の重さも自覚しないまま、処刑されたのだとしたら、死を迎える一瞬だけ痛みがあるかも知れないけれど、ただそれだけの事。
罪の重大さに気づいて、初めて、後悔しても仕切れない大きな痛みを感じるのだろうし、もしそういう心情に至っていないのだったら、どんな罰を与えても全く意味をなさないんじゃないでしょうか…
吳慷仁が演じる、弁護士の王赦の台詞です。
「どうして彼がこんな罪を犯したのか、政府は早く理解するべきでした。急いで死刑にせずに。将来、このような事件の再発を防ぐためにも。」
主題曲は林宥嘉が歌っています。
作曲はKarenciciで、作詞はHUSHくん。
「別讓我走遠」