首の吊り下がり振り向き体操

:『≪【肩コリ解消】を目指さない≫肩コリをゆるめる方法』

はじめに

 肩コリと一言でいっても一人ひとりが名指している所はずいぶんと違います。肩と首の境目辺りであったり、肩甲骨の内側だったり、肩の峰になっている一番高く盛り上がっているところだったりして、よくよく訊ねてみると各々でイメージしてる肩コリがかなり違うことがわかります。つまり肩コリと呼んでいても彼と彼女では実は全く違う症状であり、全くの別のものである可能性があるのです。
 厳密に考えるならその症状や状態によって、肩コリを弛める方法を変えていかなければならないでしょう。実際、こんなに肩コリを弛める方法が次から次へと作られて紹介されていくのはそういう背景があるからに他なりません。
 けれども、そういった様々なバリエーシェンの肩コリの多くに共通している部分が実はあります。そこにアプローチしてあげるとかなりの確率で肩コリが弛んでくる場所があります。100%とは言いませんがキチンとアプローチしてあげれば大抵何某かの反応が得られる場所です。


 それは首です。首は肩コリを起こす筋肉にとっていろんは意味において上流にあたることがとても多いのです。例えると、下流の河をいくら掃除しても上流からゴミがどんどん流れてくるとすぐにゴミがたまってしまうのと似ています。下流をキレイにしたいなら上流の渓谷から掃除していくのが良いに決まってます。

 つまり首のコリを弛めることが肩コリを弛めることに多くの場合で繋がっているのです。【首の吊り下がり振り向き体操】は首のコリを弛ませる方法です。ここから首コリ→肩コリの繋がりを感じて欲しいと思います。

手順

  1. 立位or坐位をとり、頭を前後左右倒し、右捻り、左捻りして、動きを調べます。また、動きに伴って肩コリの感覚がどう変化するかチェックします
  2. 頭の天辺から吊り下げられるイメージを思い描き背筋(背骨)を上へ上へと伸び上がらせます 
  3. すくんで短くなっていた首が伸び上がってきたのを感じたら、頸椎の真ん中に縦に一本軸が通ってるイメージを作ります。
  4. その頸椎の軸を中心にして首の根元から順番にゆっくり振り向いていきます 回転軸がぶれたり倒れたりしないように注意しながらコマのように回り
  5. 上手く振り向けない所にぶつかったら、その部分に雑巾を絞るようなイメージで軽く力を込めます 力を入れて「気持ちいい!」と感じるぐらいが目安です ※強くやりすぎて攣ったり傷めたりしないようにほどほどの加減でお願いします
  6. 5~15秒ほど「気持ち良さ」を味わったら力を抜いて脱力します 脱力した姿勢で10秒ほど保持します
  7.   1.でチェックした時との変化を比べます 
  8. 他に気になる所がみつかるようなら1.~7.を繰り返します 左右同じように行います

元記事→首の吊り下がり振り向き…首の体操?操体法?

 

説明

首コリと肩コリのつながり方いろいろ:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明1

小さな動きが集まりで大きく動くことが出来る首:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明2

サボっている関節/働きすぎの関節:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明3

クセの動きを封じ込める:【首の吊り下がり振り向き体操】の説明4

 

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