眠れないな、と思ったら危険信号です。
コロナウイルスに限らず、体にかかるすべての負担に抵抗できる力が免疫力です。
眠れないと免疫力が落ちます。
同時に、眠れないのはすでに免疫力が落ちているサインと思ってもいいです。
忙しすぎて寝る時間がなかった時も、海外旅行などで体内時計が狂った時も、病気になりやすくなります。
免疫力が落ちて体が十分に闘えなくなるとウイルスや病原菌に負けてしまうのです。
コロナウイルスに感染してもほとんど症状が出ない人と重症化する人がいます。
人類にとって未知のことがまだあまりにも多いこのコロナウイルスについて、今わかっていない様々なことがこれから時間をかけて明らかにされていくでしょう。
ワクチンや抗体の研究が進むまで病気にならずに生き延びなければいけません。
ワクチンの開発には少なくとも12〜18ヶ月かかると言われています。
どのような病原菌・ウイルスでも、わたしたちが体によくない「侵入者」にさらされた時には、体が（免疫力が）「闘えたかどうか」が明暗を分けます。
実際コロナウイルスにかかって、回復後に自分の体験談をしている人たちが、「眠れなかった」と言っています。
呼吸器系がやられるので、もちろん咳がひどくて眠れない場合もあります。
でも咳はそれほどひどくない人でも、眠れなかったという報告をしています。
睡眠には亜鉛が必要です。睡眠ホルモンともよばれるメラトニンが体で生成されるためには、亜鉛やマグネシウムが必要なのです。
普段から自分の体の声に耳を傾けることに慣れている人、敏感な人は体調が悪くなるのと前後して眠れなくなったこと、実際に経験したことがあると思います。
食べ物の味がしなくなった時、匂いがしなくなった時も要注意です。
これもコロナウイルスにかかった多くの人が報告しています。
体が病気と闘おうとして必要なミネラル、特に亜鉛を使ってしまったと考えてもいいでしょう。
味覚・嗅覚が鈍るというのは風邪をひいた時、高齢になる時にも起きやくすなります。嗅覚が鈍ると、食べ物の味を感じられなくなります。
嗅覚が鈍った時には最初に疑ってみるべきなのが亜鉛の不足です。
食べ物の味がしなくなった高齢者や抜け毛が増えた妊婦さんが、亜鉛を摂って回復したという話を聞いたことがある方もいると思います。
亜鉛が不足すると、髪の毛が抜けたり、白髪が増えたりもします。
心配ごとがあったりストレスが溜まった時に抜け毛や白髪が増えるのも多くの人が体験ずみと思います。
亜鉛は髪の毛や皮膚の健康に欠かせないミネラルなのです。
そして亜鉛は心身にかかる負担が多いほどたくさん消費されてしまいます。
タバコを吸う人も亜鉛不足になりがちです。
ひどい風邪やインフルエンザになった時、亜鉛やビタミンCを補強したことがある人もいると思います。
実際アメリカでもすでにコロナウイルスにかかってしまった患者に薬と並行して亜鉛やビタミンCを与えている医師もいます。
＊亜鉛やビタミンCは、薬としてではなく免疫力を強化するものとして理解してください。
人類がまだ解き明かしていないコロナウイルスが広げる恐ろしい疫病を「これで治せる」というような安易なことを言っているのではありません。
けれども、コロナウイルスと体が必死で闘っている時に、免疫力を保つために必要な亜鉛が足りなくなってしまうことは十分考えられることです。
私たちの体がこのウイルスと闘えるためには、心身の状態を最上に保っておくことが必要なのです。
今、世界の各地でコロナウイルス感染の広がりと共に医療崩壊が目に見えていて、十分な治療を受けられないかもしれない状況です。
自分と愛する人たちを守るために、そして感染を広げないように、それぞれができる限りのことをしましょう。
病気になっても診てもらえるかどうかわからない、行った先の病院でウイルスをもらってくる可能性もある、というような危険な状況では、病気にならないことが一番です。
１）できる限り危急の要件以外の外出をしないこと
２）出かけた場合にも細心の注意を払って人と人の間を２メートルは保つこと
３）手をしっかり頻繁に洗うこと
この三つはどんなに体が丈夫な人、免疫力には自信があると思っている人も徹底して続けてください。
こういう緊急時には免疫力を強化するためにサプリを摂るのもいいと思いますが、サプリを摂る時にはあくまでも過剰症にも十分気をつけて適量以上は摂らないようにしてください。普通は食事から摂る限り過剰症にはなりません。
亜鉛やマグネシウムをよく含む食材については動画もつくっていますのでぜひ観てください。
眠れないなと思ったら危険信号。
匂いがしない、味がしないと思ったら危険信号です。
食生活を充実させて生活のリズムを整えましょう。
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