こんにちは、takkaaaaa(@butterfly_2100)です。

androidアプリ作りですが、第1弾の生活習慣記録表に続いて、第2弾の「ポートフォリオ計算機」を公開しました。今回はジャンルがガラッと変わって、つみたてNISAやiDeCoなどの長期的な資産運用向けのアプリになります。

「ポートフォリオ計算機」とは

近年、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などの制度が整えられてきているので、資産運用をする人も増えてきていると思います。

そこで、どの商品(投資信託)にどういう配分で投資するかが難しいと思います。私もとても悩みます。

投資についての詳しい説明は私には荷が重いので、本やネット上の詳しい説明を探していただけると助かります。投資の勉強:世界標準の投資法 『資産配分を決める』 – myINDEXなどが参考になるかと思います。

上記のサイトでも触れられていますが、「効率的フロンティア」と呼ばれる投資効率の高い資産配分があるのですが、私もそれを探したいと考えて、今回、Androidアプリ「ポートフォリオ計算機」を作成してみました。

「ポートフォリオ計算機」では、自由にポートフォリオ(資産配分)を作成し、以下の画像のような、資産配分の円グラフと、Y軸がトータルリターン・X軸がリスク(標準偏差)のグラフを表示させることができます。
ポートフォリオ計算機のグラフ

上記の右側のグラフの見方ですが、オレンジの大きな●が自分のポートフォリオになりますが、左上に行くほどローリスク・ハイリターンになります。

とはいえ、低いリスクで大きなリターンを得られるような上手い話はないので、ローリスク・ローリターン(左下)か、ハイリスク・ハイリターン(右上)か、その中間を目指すことになるのかと思われます。資産配分をいろいろと調整して試してみると面白いと思います。

最新のトータルリターンと標準偏差の値は、インターネットから取得しています(資産によって異なりますが、ひと月に1回ぐらいデータが新しくなります。リアルタイムでは変化しません)。

ポートフォリオに登録できる資産としては、以下のような代表的な資産クラスに属する、インデックスファンド、アクティブファンド、海外ETFなどになります。

  • 円預金
  • 日本株式
  • 日本債券
  • 日本REIT
  • アメリカドルMMF
  • アメリカ株式
  • アメリカ債券
  • 先進国株式
  • 先進国債券
  • 先進国REIT
  • 新興国株式
  • 新興国債券
  • 新興国REIT
  • 全世界株式
  • バランス

※数が多すぎると選ぶのが大変なので、有名なもの、運用期間が長いものといった観点でピックアップしています。ご希望のものがない場合は、類似(同じベンチマーク、同じ資産クラス)のファンドを選ぶとリスクとリターンは近い値になると思います。

おわりに

自分のつみたてNISAやiDeCoの資産配分を決めるためのアプリを作ったのですが、いろんな人のお役に立てればと思って、公開してみることにしました。

ダウンロードはこちらからできます。
ポートフォリオ計算機(Google Play)

ご要望(追加して欲しい機能やファンド)などありましたら、Twitter(@butterfly_2100)かこのブログのお問い合わせページからメッセージいただけると、参考にさせてもらいます。資産運用についての質問回答やアドバイスはできないのでご了承ください。

最後にお決まりの注意書きですが、このアプリ「ポートフォリオ計算機」は、データの正確性や未来のことを確実に保証できるものではないので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。

過去の統計的なデータ上、特にアメリカの株式に投資していたら資産を増やすことができていたようですが、今後もそうなるとは確実に言いきれるものではないと思ってます。ただ過去の実績を信じてアメリカ株・先進国株式・全世界株式などの低コストなインデックスファンドに投資するというパターンをよく見かけます。