こんにちは。9月になり、コガネムシの幼虫に根を食べられて、ベランダでプランター栽培のイチゴが急に萎れて枯れてしまいました。かなりショックです。

真夏を避けて秋にランナーから増殖しようと思っていて、まだ増殖が終わってない段階だったので、イチゴ終了になってしまうかも・・・。

イチゴが枯れた原因

9月になって涼しくなってきたなあと思っていたら、それまで元気だったイチゴが急に萎れてきて、根がぐらついていて、ちょっと引っ張っただけで土から取れてしまいました。

そのイチゴは1年ぐらい育ててた株にもかかわらず、3cmぐらいしか根がついていませんでした。

土を掘り返してみたら、2cmぐらいの幼虫が5匹ぐらいいました。土の中には普通は残っているはずの根っこの残骸がなくて、きれいな土のように見えました。

幼虫は、下記サイトの写真にあるような虫でしたよ。虫嫌いな人もいると思うのでうちのブログには写真アップしないでおきます。
調子が悪いときは要チェック!「コガネムシ」の幼虫被害ファイル | LOVEGREEN(ラブグリーン)
害虫「コガネムシ」対策。幼虫にも気を付けよう。 | LOVEGREEN(ラブグリーン)

確かに、うちの近所は虫が多くて、コガネムシの成虫はよく見かけてたんですよね。。。

最初は夏の暑さですぐ土がかわくから、水をあげすぎて、根腐れしたのかなと思っていたのですが、土の中にいる幼虫がイチゴの根を食べ尽くしたのが原因だったようです。

虫に根を食べられないようにする対策

土の中なので、掘り返して幼虫を除去するわけにはいかないので、農薬が有効です。根を食べるコガネムシ幼虫やネキリムシに効果のある農薬は以下の2つが代表的みたいですね。

  • ダイアジノン

ダイアジノンは植物周辺の土の中に混ぜ込むことで、土に広がった成分に触れた幼虫は死んでしまうそうです(ベーパーアクション)。

土に混ぜるだけで予防効果が長持ちし(コガネムシ幼虫で3~4週間)、植物の根を害虫の食害からしっかり守ってくれるとありますね。

下記リンクは日本化薬のダイアジノンですが、イチゴも適用植物に入っているようです。住友化学園芸の住友化学園芸 殺虫剤 家庭園芸用サンケイダイアジノン粒剤3 400gは量が多すぎないし、保管もしやすそうで魅力的なのですが、イチゴは適用植物に入っていないんですよね。

  • オルトラン

オルトランは吸汁性害虫(アブラムシ等)及び食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシ等)に効果があって、虫にとって根が美味しくなくなり、根が食べられなくなるそうです。

ダイアジノンよりも効果がある虫の種類が多く、根を食べる以外の虫にも効果があります。

ただ、有名でよく見かける農薬な割には適用作物が狭くて、今回のイチゴは入っていないんですよね。植物に吸収される系の農薬なので食べる物には向かないのかもしれない?

おわりに

イチゴが全滅してショック大きいです。ランナー増殖が完了する前でしたが、残ったランナーが奇跡的に根付いてくれればいいのですが、ダメだったら来年は新しくイチゴの苗を買うしかないかなぁ。