Authentic のVTSと否VTS との弾き比べをする前に・・・。

儀式と言うにはたいそうな事かもしれませんが弦の交換をします。

やはり同じ弦で同時期に張り替えたものでサウンドチェックをした方がより正確な判断が出来ると思います。

今回用意した弦は Martin の“AUTHENTIC ACOUSTIC” Lifespan phosphor light


最近リニューアルされたMartin弦です。

パッケージカラーのイメージやデザインも変わり
青いパッケージのSP
緑色のパッケージのMARQIS
赤いパッケージのLifespan

となり、今まで金色だったプレーン弦も銀色になりました。

大きな違いは芯になる鉄弦の表面を“錫”(すず)でコーティングした事です。
錫は腐食や錆に強く振動効率的にもよい素材です。

その体感も含めて2本のD-28に。。。この弦をはります。

そして、旧タイプの在庫が有ったのでD-18 Authentic 1939 には旧タイプを使用してみました。


当然のことながら“18”と“28”の差が有るので音の特性迄のお話は別として。。。弾いた時の体感としては弦の振動がよりストレートに伝わってくる印象があります。
特にプレーン弦については顕著に感じるように思います。(弦が違う事で頭の中でイメージを修正している可能性もありますが・・・笑。)
総じて以前の弦と比べるとよりよく響く感じがします。

まぁ・・・実際に人の感覚ほどあてにならない物はないかも知れませんので是非ご自身で確かめてみて下さい。

さて、そろそろ本題に入りますか・・・。

それは“その3”で。。。