よりよく生きようと志す人の心の支えを提供するカウンセラー高田です。
最近のご相談で、クライアントに向け発する友人からのアドバイスのエピソードをお伝えします。
しんどい事、つらい事、助けて欲しいと思う時、どなたかに相談する事がありますよね。
それは、女性の場合特に友人だったりします。
ネガティブな相談をした時に、「大丈夫!」とか「頑張ろう!」とか安易な励ましが返ってくることは良くあります。
勿論友人たちは、『元気になってもらいたい』という意図からそういう発言が出るのですが、
その言葉に傷つく人たちもいるのです。
「大丈夫って何が?私の辛さが分かってないの?!」という思いや
「頑張ってるよ!これ以上何を頑張ればいいの?!」という思いが出てきます。
また、題名にあるように
「前向きに行こうよ!」とか「楽しむことに目を向けて」という、
一歩進んだアドバイスをもらうことも。
これはなかなか良いアドバイスとお思いでしょうか?
実は、これも悩みを抱えている人にとってはとても分かりづらく辛い表現なんですね。
そんなにナーバスなの?!やっかいな!!と思いますか?
人は元気な時には良いアイデアや前向きな考え、そして楽しい事が思いつきやすい状態です。
しかし、心が沈んでいたり、ストレスが溜まっているときは、ひどい時には2つに一つを選ぶ事さえ困難な状態になる事があります。
なので、何が前向きな行動なのか、何が楽しい事なのかがわからなくなっているときに
このアドバイスをもらうと、
「前向きになりたいよ!」「楽しむことって何なの?」という思いが出てきてしまうのです。
ずっと幸せを感じたことが無い方などは、
私は幸せになってはいけないとか、幸せになりたいけど幸せになる方法が分からないのです。
幸せになる資格が無いとさえ思っている方もいらっしゃいます。
じゃあ、どうやって幸せを感じ、前向きに行ったり、楽しむことに目が向けられるようになるのか?
ですが、いきなり気持ちを上げることはできませんよね。
徐々にクライアントにやっていただくことが実はあるのです。
漕いだことのない自転車をいきなり「漕いで」と言われても漕げられないですよね。
しかし、一度漕げられるようになると、何年も乗っていなくても、一度自転車を跨げば、
漕げたりするように、その癖をつけていく習慣を会得していかなければなりません。
その方法とは、「快」を意識しながら生活をする、という事です。
しかし、心の癖とは厄介なもので、ついつい今までの心癖が出て来て「やっぱり私無理かも。出来ない」
と思ってしまい、いつものネガティブな思考に捕らわれてしまいます。
カウンセラーはその為のサポーターだと思ってもらっても良いです。
小さな水溜まりを少しずつ飛べるようになったら、次は少し大きな水溜まり。
そんな風に最後には大きな池が飛び越えられるような地道な作業が必要です。
それが、「前向きに行こう」「楽しむことに目を向ける」に徐々に繋がっていくのです。
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2006年からの技術、まずはしっかりと心に寄り添う伴走者となります。
お客様のゴールを設定し、長年の感覚から、
思考・行動・感情の人間全体にバランスよくアプローチするので自然です。
「幸せ」な感覚、「大丈夫!」という感覚を一緒に取り戻していきましょう。
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