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テーマ:神楽(61)
先月の石見神楽カレンダーの演目は「羅生門」だった
羅生門?聞いたことあるけど、これは広島神楽の演目で、通しで見たことはない
し、広島神楽は石見神楽と少し違ってて、男性の舞い人は老いも若きもメイクしてて、自分は引いてしまうかな、迫力はあるけど
島根と広島の県境の島根側は、広島神楽が主流だったりメイクしたりもありだ
最近ではこの羅生門、浜田や江津でも舞われてて、台本が流出でもしてるのかな
どこかの団体の創作神楽、オリジナルで、昔からある演目ではない
自分も今回初めて始終を見たら、案外おもしろかった
広島神楽はちょっとアレなので、ニコニコ動画で江津の大津神楽団の羅生門がヒットしたのでご覧あれ
大津は結成20年強くらいと新しめだけど、自分が江津の中で2番目に好きな団体で上手

ニコニコでの羅生門はこちら>>>
ニコニコなので画面上に誰かのコメントが表示されますが、1~2行と少なめで内容は団体の内情を知っているような人のもので、苦にはなりません

【主な登場人物】大津神楽団の羅生門の場合
源頼光(紫色っぽい狩衣(かりぎぬ)を着た初めの方に出てくる人)
安倍晴明(白い狩衣の人)
渡辺綱(途中から出てきた緑の衣装の人)
酒呑童子(黒髪ロン毛の鬼)
酒呑童子の化身白妙(中盤から出てくるお婆さん=鬼)
茨木童子(白髪ロン毛の鬼)

【ストーリーというか動画の流れ】
源頼光は、弟頼信、安倍晴明を邸宅に招き、酒宴を開いていた
そこへ渡部綱が参殿する
頼光は毎夜羅生門に現われて人々を悩ます怪物の退治を渡辺綱に命じる
綱は早速、羅生門に向かい辺りの様子をうかがっていると、大江山に住む茨木童子が現れ戦いとなる
戦いの中で綱は茨木童子の左腕を切り落とすと、安倍晴明が登場し腕に呪文をかけ封印し、七日の間物忌みをすることに
弱っていく子分の茨木童子のところに酒呑童子が現れ、互いの問答があり、酒呑童子は綱の乳母(老婆)・白妙に化け、腕を取り返すような約束をする
綱の館では老婆姿の白妙に油断した門番が、腕の封印がされている所へ通してしまう
結界をなんとかして解いた白妙は、茨木童子の左腕を取り返す
ここでの見どころは、白妙から元の酒呑童子に戻っていく面の早変わり(約3分前に鬼から白妙に早変わりするシーンもある)
左腕をゲットして嬉しがる酒呑童子の元へ茨木童子も現れ、腕を取り付けてもらい元通りに
両者の喜びの舞いがあり一件落着、、、、、なのか?

という本来の筋が分からないので、動画で見た通りを解説しただけ
一部一部、何かの資料と照らし合わせはしたが
「大江山」という鬼がいっぱい出てくる創作演目の前編らしい、大江山にも酒呑童子が出てきて、本当に舞台上で酒を飲んだりする
創作神楽は何でもありで、祭り的に盛り上がればいいというのもあるし、じっくり練り込まれた思わず引き付けれらるような物語もあり
怪物退治ものや敵討ちものが多い気がする
石見神楽は奥が深いなぁ、ますます抜けられんわ


一応、広島神楽の羅生門も
よくよく調べたり見てみると、こちらの方が正式な羅生門のようで、こちらもおもしろい
自分はどちらも今は甲乙つけがたいけど、ゆくゆく一番を見つけたい、かも・・・









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Last updated  2020.07.14 21:25:26
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