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前掛けのバッグをorigamiさんに納品しました。

ところで、数か月前のことですが、テレビ番組でCMを作る仕事に関わっている人がゲストになっていた音楽番組(バラエティーなのかな?)を見る機会がありました。
わずか十数秒に仕掛けられる「興味をひく演出」の手管が、ものすごく興味深かったです。

それで という訳ではないですが、ここのところ注目しているのが前掛けのキャッチコピー。商店の前掛けは、宣伝の最前線ですから色々な情報を載せてますよね。
毎回前掛けをリメイクする際には、どの部分を切り取るかで悩みます。
そこを悩むのがリメイクの醍醐味なのですが、前掛けはロゴや屋号などの記号や絵の部分と、企業名に商品名などの文字とで構成されていて、やっぱり見栄え的には絵の部分を取るのが多いでしょうけれども。。。前掛けの面白さを発揮しているのはキャッチコピーだと思うのです。

商品独自のあおり文句はもちろん面白いのですが、「おいしい○○」「よい●●」みたいなよく見かける言葉だってコピーライターさんが作ったキャッチコピーでしょう。
コピーライターって、きっとそういうお仕事ですよね。
前掛けに書いてある、よく見る文句を切り取るとなんだか面白い。。。そう思ったから、物着星の前掛けリメイクが絵よりも文字重視になっているのだなぁ と。

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この「おいしい醤油」なんて、ロゴは底にいっちゃってるし。。。字体も色々あって、バランスも考えて作ってあるのでしょう。
手がけた前掛けリメイクが増えきて、何度も同じメーカーの前掛けに遭遇するのですが、時代が違うのか生地や字体が変わっている事にも度々気付きます。
年代物では時代を感じる電話番号4桁のみの表記や住所番地、文字に旧字体を使うものも多く、また、古くは横書きを右から読むものもあって、とても興味深いです。
そこに気付いたからって何だよ って話なのですが、ちょっと閃いたみたいな気分になったので、つらつらと書いてみました~。


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