僕は蔦科生物教師の餌食・49 | なうのこたつ保管部屋

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大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】



100%櫻葉腐女子妄想なので
苦手な方はお逃げ下さい
苗字は出ません

あくまで空想の同じような
同じ名前のようなイメージな話です


以前に夢にみた
めちゃ くちゃにされる話
それを書いてみたくてちょっと書く

この話(夢で見た感じを
蔦科の話



こちらは相櫻です
右左固定されてる方は
お気をつけ下さい

おさらい
蔦・前
蔦・中
蔦・後



このお話は
先日書いた蔦、短編集の
続編になります

少し現在を書き
未来に飛ぶ予定で進みます♪


おさらい
餌食1.
蔦科48





・・・・






僕は蔦科生物教師の餌食・49




「 痛ぁ ・・ 」


頭の上で声、しかも
慌てて抱きしめられているだろう形から


毛布から顔を抜き出すように見上げ
腕の中でその姿に驚いた


「 せ・・んせい 」


「 はぁ、肩めちゃ打ったぁ痛ぃ 」


「 えっえっ!大丈夫?? 」


抱きしめられたまま
二人壁に押し付けられて座り込んでいた


するともう一つ頭上から大きな声で怒鳴られる



「 You again? Grow up already!  」


今この状況が全く理解出来なくて
それでいてその声にも聞いた事があって

よく見れば声の主は農家で使うような耕運機に乗って叫んでいた


「 ん?誰この人 」


「 この人、前に入院している時にお見舞いに来た人 ・・  」



その瞬間に、頭の中をすごい勢いで溜まった水が排水溝に吸い込まれるように景色が逆戻りする



そうあの日、先生の声が聞こえて
オレはこの廃校の外へと走り出した

そして雨の中で今と同じように


「 翔、おじさん身体は大丈夫なのかって言ってるよ 」


戻る記憶の中、先生に言われて腕を伸ばし膝も伸ばし。そして背中やお腹まで


全部大丈夫と言うと先生が良かったとオレを抱きしめ直した


それを見ていた耕運機に乗ったおじさんは二人の様子に厭きれるように


「 I don't care any more! 」


言い残し、そのまま再びにエンジンを踏み出すと行ってしまう


大きなガタガタと響かせる砂の路地。この廃校に通うようになってから車はもちろん、自転車さえ見たこと無かったのに


「 怒って行っちゃったね。ねぇもしかしてさ数年前に翔がぶつかったの今の人? 」


「 うん 」


まさか同じ人に二度もぶつかるとは思わなかったけど、あの人本当はとっても良い人でオレが退院するまで毎日お見舞いに来てくれてた


あの時には名前を呼ばれ路地に、
そして木の下に誰かが居た気がして

その影が門を出た場所まで歩き出した
だからオレは居る筈の無い人を追いかけたんだ


門の前の路地は中央はあのような耕運機や時に車も奇跡的に通るみたいで車輪の型が出来ている


だけどその両脇には白いカモミールのような小さな花達が風に揺れていたり、名も知らぬような葉の丸い植物が続いていた


「 先生どうして? 」


「 それよりさボーナス消えちゃったよ? 」


「 えっ? 」


「 翔はいつ着いたの? 」


「 オレは先生とこうする三十分くらい前だけど 」


「 直行便のビジネスクラス 」


「 なに?どういう事? 」



まだ路地の間で、門の目の前に校舎を前にして座り込み抱きしめ合ってる



「 翔が消えてすぐに追いかけたんだ。で、ボーナスが飛んだの 」


「 全然分からないんですけど 」


さっきの耕運機の音が完全に消えてしまい。風がそれを追いかけるように路地の向うから砂風を舞い上げるよう近づいて来て


一つは真っ直ぐ、もう一つは門へと緑の芝生を揺らし中へと吸い込まれた


こっちへ、そう言われたような気がして
先生が先に立ち上がるとオレへと手を差し出し腕を引いた


門から中へ入り。芝生へと歩き出す
どうして先生がここに居るのかなって

そして何故、オレと同じ時間を過ごして居るのか分からない


「 翔、見てあれ 」


先生が中に入った瞬間、何かに視線を取られ指をさす。そこには学校の壁の隅から大きく枝を張る樫の木があって


校舎に手を伸ばすように枝で影を広げていた


そしてその中に、今まで気付かなかったけど編まれたようなロープが垂れていて風で揺れていた



「 ・・ 気付かなかった、あんなの 」


「 オレも入った時には気付かなかったけど。今の風で揺れていたから 」


二人で立ち止まったまま
隣の先生を見上げる


不思議で切なくて、
それでいて恋しくて


そっと手の平を先生の頬に当て


「 先生、雅紀先生 」


「 ん? 」


こんな場所に居る訳なくて夢かもしれない
そう何度も思い先生の頬を強くつまんでみた













・・・・つづく


お疲れ様です
ネトフリ嵐更新全然ないなーって

ボスに言われながら
映画見たりアニメ見たり

楽しんでいます
東出さんのニュースで
色々、二番手になってますが

この話は
今は何ていうか
するつもりがなくて

誕生日にでも書きます(えっ!?


あ!!このタイミングで
嵐旅当りましたww

感慨ひとしおだよって♡
言われたので
また違う目線で見てきます

よっ!は
しないかもですが爆


楽しんできます♪



なう




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