しあ楽1.
途中に
読みきりシリーズとして
★なな潤や
★さと輪のお話が入ったりします
しあ楽おさらい
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・・・・
404 しあ楽 二章
秋の頃を過ぎて師走
そして年明けを迎えた
秋休みのほんの数日さえも二人は競うように来訪してくれ
まるで遊びに来るのではなく
この場所から仕事へと向かってゆく
そんな風にも最近は見える
自分たちの家に子供達がいて
三人が居る
だからあの二人もいつかここに
約束なんて何も無いけれど、いつかそんな人達も居たね
そう思われるようになった頃には子供達は巣立ち、また三人に戻るのだろうと思う
だからこそ二人がこの場所を終の棲家
そうしてくれれば良いのになんて都合よく考えてた
「 ねぇママ 」
なながテーブルに座り外の景色を見つめるオレに柔らかな髪が先に腕へと落ちる
「 どうした? 」
最近のななは子供らしいふっくらとした頬はなくなり。その代わり顎がしっかりと目立つようになって来た
「 潤ちゃんは?帰ってないよね 」
やっぱりと思い苦笑いし
潤は朝早くニノの劇団へと顔を出すと二人で出かけていた
昨夜降った雪にきっと薄く絨毯を敷きつめるように白の景色がオペラハウス周辺にも降り積もっているだろう
「 ニノと一緒に出たけど 」
「 やっぱりぃ、ななも行く約束だったのに 」
ななは昨夜絶対に一緒に行くと
オペラハウスの舞台装置に興味を持った潤に話していた
・・・
・・・・・
オペラハウスの話をしていた
秋の頃を過ぎて師走
そして年明けを迎えた
秋休みのほんの数日さえも二人は競うように来訪してくれ
まるで遊びに来るのではなく
この場所から仕事へと向かってゆく
そんな風にも最近は見える
自分たちの家に子供達がいて
三人が居る
だからあの二人もいつかここに
約束なんて何も無いけれど、いつかそんな人達も居たね
そう思われるようになった頃には子供達は巣立ち、また三人に戻るのだろうと思う
だからこそ二人がこの場所を終の棲家
そうしてくれれば良いのになんて都合よく考えてた
「 ねぇママ 」
なながテーブルに座り外の景色を見つめるオレに柔らかな髪が先に腕へと落ちる
「 どうした? 」
最近のななは子供らしいふっくらとした頬はなくなり。その代わり顎がしっかりと目立つようになって来た
「 潤ちゃんは?帰ってないよね 」
やっぱりと思い苦笑いし
潤は朝早くニノの劇団へと顔を出すと二人で出かけていた
昨夜降った雪にきっと薄く絨毯を敷きつめるように白の景色がオペラハウス周辺にも降り積もっているだろう
「 ニノと一緒に出たけど 」
「 やっぱりぃ、ななも行く約束だったのに 」
ななは昨夜絶対に一緒に行くと
オペラハウスの舞台装置に興味を持った潤に話していた
・・・
・・・・・
オペラハウスの話をしていた
ニノがななへと条件を出した
「 ななは自分で起きれたらね 」
「 え、ななっ起きれるもん!! 」
「 もぉん! 」
「 もぉーん!! 」
ななの興奮した様子にチビ二匹も同じようにそれを真似した
うしろで輪はその様子を見て笑ってる
「 りぃん~眠いぃ 」
「 じゃあ寝るよ!そこの部屋行ったら? 」
「 うー、おぇは輪と寝るんだぁかんな 」
この冬休みは長い
日本からの二人も正月が明けると
長めの休暇に入っていた最低でも一ヶ月
仕事が順調に上手く入れば二ヶ月近くも滞在できるらしい
その為にちびたちはオレ達三人の言う事など聞かず自分を一番甘えさせてくれる人間の側に居た
しかしチビ二人は智にも潤にも
上手いタイミングで懐いていたが
輪に限っては自分が甘えるのではなく
ただひたすらに智が輪に甘えていた
「 おい、子供に背負わせるな。重いだろ 」
「 良いよ良いよ、さとちゃん寝ると起きないから。なんとかもたれながら歩いてもらう 」
「 だってさぁ~ねぇりぃん? 」
んふふっと援護に入られご満悦の寝ぼけ顔
するとそこに雅紀が二階部屋それぞれのベッドのシーツを整えて降りてきた
「 リーダーもう寝て良いよ。新しいのに変えといたからさ 」
「 そ、そうか。じゃあ輪いくぞ 」
「 はいはい、でも自分で立たないとオレでも最後までは無理だよ? 」
「 大丈夫だぁ、これからはずっと輪に背負われて生きてくんだかんなぁ~ 」
ワケわかんねぇって。結局、輪が右側型に潤が左肩に智の両脇に身体を差し込むと千鳥足で歩いて行くことに
「 翔ちゃん何してんのあれ? 」
「 さぁ? 」
「 ふぅん・・大丈夫なのかなぁ。落ちそうだよ 」
雅紀も席に着くと
その様子を見ながらテーブルに座るオレ達はクスクスと笑い
ななもその後ろへと慌てるように付いて行く
「 おぇれも!! 」
「 汐だてー!やぇるもん 」
寂しいようで
子供達を託せる時間に
子供の成長を言葉に出来ない寂しさを感じ
「 ななは自分で起きれたらね 」
「 え、ななっ起きれるもん!! 」
「 もぉん! 」
「 もぉーん!! 」
ななの興奮した様子にチビ二匹も同じようにそれを真似した
うしろで輪はその様子を見て笑ってる
「 りぃん~眠いぃ 」
「 じゃあ寝るよ!そこの部屋行ったら? 」
「 うー、おぇは輪と寝るんだぁかんな 」
この冬休みは長い
日本からの二人も正月が明けると
長めの休暇に入っていた最低でも一ヶ月
仕事が順調に上手く入れば二ヶ月近くも滞在できるらしい
その為にちびたちはオレ達三人の言う事など聞かず自分を一番甘えさせてくれる人間の側に居た
しかしチビ二人は智にも潤にも
上手いタイミングで懐いていたが
輪に限っては自分が甘えるのではなく
ただひたすらに智が輪に甘えていた
「 おい、子供に背負わせるな。重いだろ 」
「 良いよ良いよ、さとちゃん寝ると起きないから。なんとかもたれながら歩いてもらう 」
「 だってさぁ~ねぇりぃん? 」
んふふっと援護に入られご満悦の寝ぼけ顔
するとそこに雅紀が二階部屋それぞれのベッドのシーツを整えて降りてきた
「 リーダーもう寝て良いよ。新しいのに変えといたからさ 」
「 そ、そうか。じゃあ輪いくぞ 」
「 はいはい、でも自分で立たないとオレでも最後までは無理だよ? 」
「 大丈夫だぁ、これからはずっと輪に背負われて生きてくんだかんなぁ~ 」
ワケわかんねぇって。結局、輪が右側型に潤が左肩に智の両脇に身体を差し込むと千鳥足で歩いて行くことに
「 翔ちゃん何してんのあれ? 」
「 さぁ? 」
「 ふぅん・・大丈夫なのかなぁ。落ちそうだよ 」
雅紀も席に着くと
その様子を見ながらテーブルに座るオレ達はクスクスと笑い
ななもその後ろへと慌てるように付いて行く
「 おぇれも!! 」
「 汐だてー!やぇるもん 」
寂しいようで
子供達を託せる時間に
子供の成長を言葉に出来ない寂しさを感じ
オレ達は多分三人ともに
ここに来て初めて迎えた夜を思い出していた
・・・・つづく
ちピコ付き添いで
お出かけしてきまーす
朝から温泉
土曜日の夜のルーティンワーク
嵐にしやがれは
ゆっくり見れそうイェーイv(・∀・*)