ここのところ、私の記事によく出てくるうちのおばあちゃん。
年齢98歳。父方母方とも2人とも健在です。
約100年ほど生きてきているおばあちゃんの共通点がコレ
「私は人の言う事はきかないの!」 です。
父方のおばあちゃん。
戦後すぐに満州から逃げ帰って来ました。
鉄砲の玉が飛び交う中を必死で逃げて日本へ戻ったそうです。
その時におじいちゃんに「その子は諦めろ!捨てていけ!じゃないとお前も死んでしまう!」と言われたそうです。
しかし、おばあちゃんは一切おじいちゃんの言うことを聞きませんでした。
当時赤ちゃんだった私の叔父。
赤ちゃんを連れながら満州から引き上げることが困難だと感じたおじいちゃん。
だから「捨てろ」の言葉。
でも、おばあちゃんはその言葉を無視して、連れて帰りました。
叔父さんは今も健在です。
結果論といわれるかもしれませんが、おばあちゃんには直観というか何かしら自分を信じる強い信念があったんだと思います。
まわりの状況にだけ左右されるのではなく、自分を信じる強い力、それが「人の言うことを一切きかない!」です。
母方のおばあちゃん。
戦後、お腹に赤ちゃんをやどしました。
待望の跡取り息子。
しかし、死産してしまいます。
それについておばあちゃんが言うには、
「周りの人の意見を聞きすぎて従った私が悪い。
お腹の子に申し訳ないことをした。
あの時から私は一切人の話はきかないことにしたの。
○○ちゃん(私の名)、人の話はきかなくていいの!自分を信じて、自分の想うように生きなさい!」
と、こんこんと話しを聞かされたことがあります。
自分の想うように生きて98年。
私たちの生きている時代よりも、もっと混乱してて、不便で、自分の意見なんて思うように言えなくて・・・そんな時代を生き抜き続けている祖母。
その祖母の言葉、生き様をあらためて見て、感じて、今をどう生きていくのかを考える日々です。
自分が今、不安だと思っていることを認めることは大切。
そして、次のステップとしては不安エネルギーは不安しか呼ばないことを知る。
希望のエネルギーは希望を呼んでくる。
エネルギーはラジオの周波数と同じようなもの。
同じ周波数に同調するので、不安は不安を呼びます。
おばあちゃんがまさに自分の信念のもとに生きるから、おばあちゃんが見る世界はおばあちゃんが想うように生きている。
今日の私の独り言。