紅茶が好き*10 ティーバッグ 形

2019-08-28 | 紅茶が好き
 残暑お見舞い申し上げます

 
 関東地方では今日あたりから猛暑復活

暑さに弱い私は、週間天気予報の気温を見る度にウンザリしていますが、

それでも少しずつ日の入りが早くなってきたように感じては、

熱い紅茶の美味しい季節が訪れるのを心待ちにしております


 さて、「ティーバッグシリーズ」、今回は「形」についてお話しいたします。

もともとは1杯分の茶葉を布で包んで糸で縛った「ティーボール」が原型とされています。

茶葉を量る手間が省け、茶殻の後始末も簡単。

その便利なアイデアは好評を博し、形や材質に改良が重ねられました。

20世紀初頭には、ガーゼの小袋に茶葉を詰めたティーバッグをアメリカ人の茶商が発売。

その後アメリカでは「濾紙(ろし)」が開発され、紙製のティーバッグが主流となります。


     
     手前左:不織布は抽出力に優れ、粉漏れしにくい(WEDGWOOD イギリス)
     手前右:昔ながらの紙製(Dilmah インド)
     奥 左:ナイロン製 三角錐(テトラ)ティーバッグ(LUPICIA 日本)
     奥 右:同じくナイロン製 テトラティーバッグ(AIR DO 機内販売 日本)

 
 最近はテトラ型のティーバッグを目にすることが多いですよね。

実はこれ、世界に先駆けて日本が始めた形なんです。

従来の平らな四角形に比べて、内部の空間が広くて茶葉の広がりを助長するテトラ型。

小さな世界とはいえ、茶葉が動きやすいとこちらまで嬉しくなります


 ティーバッグの誕生で、手間が掛かるため敬遠しがちだったアメリカに紅茶が普及します。

そして、便利な淹れ方を好むのはアメリカ人に留まらず、

なんとイギリスでも、日常飲まれている紅茶の90%がティーバッグと言いますから驚きです


     
     アップルパイとアイスクリーム至福のひととき


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