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PDA工房のペーパーライク保護フィルムをArtist 22R pro(液晶タブレット)で試しました!

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どうも。ひつじです。先日XP-PENのArtist 22R Proの実機レビューを行いましたが、その後PDA工房よりペーパーライク保護フィルムを提供を頂きました(ありがとうございます!)。

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イラストレーターの方の中にはこのフィルムについて気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。簡潔にですが描き味をレビューしたいと思います。

1.PDA工房について

ウインタブではかなりお世話になっているPDA工房の「スマホやタブレット等の画面保護フィルム」ですが、強みとして「オリジナルサイズのフィルムを購入可能」であること、また「フィルム素材を15種類から選択可能」ということが挙げられます。

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更に個人で注文する場合、PDA工房で発売していない機種(一般的には半年以内)であれば機器を貸し出すことで2枚フィルムの提供を受けることが可能です。うち1枚は貼り付けをしてもらえる点がありがたいですね。貼り付け精度も非常に高いです。もちろんご自身で貼り付けされる際もフィルム自体の耐久性が高いので貼り付け直しがしやすいです。

フィルム素材もバリエーションに富み、およそ思いつくような仕様のものは一通りそろっていますから、機種を問わず好みのフィルムを購入することができるはずです。

2.「ペーパーライク保護フィルム」について

スタイラスを搭載した製品で何かを描く時、「紙に書くのに比べどうしてもうまくいかない」理由はスタイラスの遅延や視差、筆圧感度等が原因である場合も多いですが、それだけではなく「ガラス面やフィルムが滑るため紙に比べて手ブレが伝わりやすい」ことも挙げられます。

実際、この滑りを抑止するためにイラストレーター向け製品では滑りにくいフィルム等を標準で貼付または添付してある場合もあります。(raytrektab等)

とはいえ、フィルム毎に細かく質感は異なります。時には純正品が苦手、なんて場合もあるかと思います。

そういった人も含め「より滑りにくいタッチで何かを描きたい」人に最適なフィルムが「ペーパーライク保護フィルム」ということになります。

実は以前にもこのフィルムはレビューをしたことがあります。(UbookProに貼り付け)ただ、イラストレーターの方には特性が伝わり辛い部分もあったかと思います。今回Artist 22R Proに貼り付けをしているので同製品の実機レビューと同じく、姉の所感を中心に内容を記載したいと思います。

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3.使用感

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筆圧感度についてはごくわずかに細い線が入り辛くなります。これはフィルムを貼った時点である程度は仕方ない、といったところでしょう。カツカツ感は全くなく、ペン先が画面に接地した際の跳ね返り感も大きく低減されています。

ただ、raytrektabの純正フィルムのような「モチモチ感」はありません。あくまで表面の質感にざらつきを持たせている、というところがペーパーライクなのでしょう。

コピー用紙と鉛筆の組み合わせに比べ、より「ガリガリ感」は強いです。どちらかというとつけペンとユポ紙(選挙の投票用紙等)の組み合わせに近いです。繊維の粗いタイプの紙に似た描き味ですね。画面にペン先がしっかり乗る一方で滑りは殆どなくなります。「滑らかな描き味」ではないためペンを滑らせて描くことに慣れている場合、多少相性が悪いかもしれませんが、手ブレ等を気にしている方には非常に良い質感であるとも言えます。

また、仕方ないですがひっかかりに相応してペン先は削れます(これはUbookProでも同様)。高いペン先等を使う方にとっては少しネックかもしれませんがArtist 22R Proはペン先が安いので問題ないと言えます。むしろペンにフィルムが負ける方が問題でしょう。

ちなみに中長期にわたって使った場合はこのひっかかり感もこなれていくような感じが以前のUbookProに貼り付けているフィルムと比較するとありますので、使用当初のひっかかり感が強め、という見方も出来ると思います(もちろん個体差も考えられますが元々が同一フィルムである以上可能性は低いと思います)。

なおCintiq 22HD用のペーパーライクフィルムもELECOM社から販売されています。サイズの不一致は多少あれどインチ数の兼ね合いから検討をされる方もいるかと思いますが、こちらは結構滑りが良い(コピー用紙より滑る)ので比較検討されるのであれば、線を引いた後にピタッとペン先が止まるがひっかかりを感じる方が良いか、線を引いた後に多少ペン先が泳ぐ代わりにひっかかり感がないものが良いか、好みに応じて選択すれば良さそうですね。
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色は以前のレビューでもお見せしている通り、ほぼ変動がありません。(僅かに白くなる程度)反射もノングレアフィルム程ではないにせよ、画面ON状態で見ればかなり低減されており不満を抱くことはあまりないでしょう。ノングレアフィルムにありがちな虹色上の乱反射もありません。また、視差も気になる程変化しませんが、念のため再キャリブレーションを行なっておくとより良いかと思います。

こういった表示関連については期待以上の内容を持っています。その点はまず心配不要、といったところです。

4.まとめ

PDA工房では指定したサイズにフィルムをカットしてくれる等、サービスが充実していますがフィルムの品質自体も高く長期にわたって使用が可能というメリットもあります。液タブユーザーで描き味に悩まれている方は価格も良心的ですから一度トライしてみてはいかがでしょうか。

5.関連リンク

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PDA工房 -Artist 22R pro

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