空世辞をやめて典故を悉皆突きとめ、いかに姑息な短見だったかを証明した | スポーの“ここがヘンだよ闘牛士!”

十二日(日)
午前三時に寝る。

午前十一時すぎに起きる。休日。
勉強会へ。慰霊雑文が残念な結果に終わったことを報告。書き直しかと思ったが、少し持ちすぎているので置いておくことになった。
和気雑文には、もちろん直しは多少入ったが、概ねすんなりと終わった。再度持っていく必要もなさそうだ。しかしタブーに触れているので、一切期待はできないだろうという感想だった。僕はもう何に対しても期待はしないので大丈夫である。
M井サンと帰りに茶をしばく。いろいろダベる。

十三日(月)
午前二時半すぎに寝る。

午前十時半に起きる。休日。
ブツが二点売れたので発送。ついでに手早く買い出しをして一旦帰宅。
慌ただしく外出。午後一時にMNと落ち合い、Bホールへ行くが休み、手近の適当な茶店でダベり、夕まぐれには解散。じつになんともいえぬ。どうなることやら皆目見当もつかぬが、少なくとも目の保養にはなった。

十四日(火)
和気雑文の直し。ベース直しを済ませて、八十二枚。あれ、意外とそんなもんか。それなら当初の予定どおり、あちらに向かえるぞ。九十枚くらいいってたら諦めたが。
午前三時半くらいに寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。雨。
ほとんど一日中、和気雑文を仕上げにかかっていた。八十枚。もうどのみち足せないし、あと調べるといえば法王の住処くらいか。そして神託、託宣、宣託……。

十五日(水)
和気雑文。八十枚は変わらず。書くべきことは書いた。もうほとんど終わったか。あとは細かい修正やルビくらいだろう。家の位置も変えたほうがいいか。
午前二時前に寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
この日もほとんど一日かけて和気雑文。八十枚で変わらず。ルビも振ったし、これで寝かせていいだろう。

十六日(木)
午前二時前に寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
少し直しをして、当然八十枚は変わらず。
帰りにまたMNとのワデンで風邪を引いたかもしれぬ。なんか、なんともいえんな。

十七日(金)
午前一時すぎに寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
平野邦雄『和気清麻呂』を読む。
緻密に網羅されているはずなのに、ほとんど得るものはなかった。つまり、僕の中でも清麻呂に関しては煮詰まったのだろう。でも校正校閲が甘いとはいえ、あの岡山文庫のほうが読みやすかったし、得るものは大きかった。