一再ならずご綸旨を無視するとは奇体な不心得者だが、むきつけとはいえない | スポーの“ここがヘンだよ闘牛士!”

五日(日)
K田サンの原稿に目を通す。軽く、目を通す。都合二度目だが、僕の理解をはるかに超えている。この子どもが死について思索したからなんなのか、交友関係に歪みが生まれたからどうだというのか、そもそもなぜ一人称なのか、テーマがないのか、いや、あるのか。まったく不可解だ……。
午前五時半くらいに寝る。

午前十一時半に起きる。休日。
山越雑文をまた読み返してみると、凡ミス発見。あとは直すべき箇所も見つかる。
買い出し。一旦帰って、ふっくらバーガーを喰い、クリーニング引き取りへ。

六日(月)
午前二時に寝る。

午前九時前に起きる。大雨。仕事。

七日(火)
午前二時半すぎに寝る。

午前九時に起きる。雨。仕事。

八日(水)
午前二時半すぎに寝る。

午前九時前に起きる。仕事。
M井サンの原稿……前回の勉強会のときになぜか渡された長編に、今回の短編も読み通す。やれやれ……。アル中の描写はおそらく実体験から来るものなので読ませるが、それ以上でもそれ以下でもない。下手なミステリー仕立てにして、一気に価値が失われた。短編のほうは、もはやおふざけとしか思えぬレベルで笑えた。ハッキリいって論外。

九日(木)
それにしても尻が痛い。午前二時半に寝る。

午前九時前に起きる。仕事。

十日(金)
午前二時すぎに寝る。

午前九時前に起きる。雨。仕事。
今東光『今昔物語入門』を読む。
数ある今昔物語の中から、東光和尚が至極の名編を厳選して紹介してくれる。和尚一流の軽妙洒脱な語り口は、読んでいて心地いい。難解な場面や言葉も、それに出くわすたびに、わかりやすく解説してくれる。これは最高の入門書であろう。

 

今昔物語入門 日本人の知恵