辻子谷水車郷から石切漢方製薬〜生駒縦走3 ←(承前)
色鮮やかな生花がお供えされた石仏。
どの石仏も、手厚くお祀りされています。
山間の集落。
比較的に新しい前掛けをまとった石仏。
もう、ほとんどお地蔵さまとして扱われているような…(苦笑)
右奥には「かぐやの里」と看板にあります。
調べたところ、里山保全活動を行う市民団体のようです。
★主な活動内容★
里山整備=竹・雑木の間伐及び除伐
庭園整備=花木・草花の手入れ
農作業=季節の野菜・果物作り
その他=シイタケ栽培・竹炭づくり
活動地=上石切町2丁目の里山&棚田
活動日=毎月 第2・第4の日曜日
時 間=9時30分~15時
持ち物=お弁当・水筒・タオル・軍手
年会費=2,000円
これは、一連の石仏ではなくお地蔵さまのお堂のようです。
左の柱にお地蔵さまのご真言が書かれていました。
「おんかかかび さんまえい そわか」
妙覚寺への参道。
欧文表記「MYOGAKSA」の「SA」は、朝鮮寺の証となります。
寺 = 사(sa、サ)
分かりにくいかと思いますが、朝鮮寺の清谷寺と思われる堂宇が見えています。
ヤマザクラなのかツツジなのか何なのか、詳しく分かりませんけれど、まだ寒い中を懸命に咲いていました。
緑も濃くなってきます。
音川に沿って続く、整備された舗装道。
すなくら橋に着きました。
とはいえこの写真、そのすなくら橋の上に立って撮っているため、すなくら橋は写っていません(苦笑)
右向こうの砂防ダムは高尾渓の始まりで、左から流れ出ている音川とここで合流します。
この高尾渓について、メチャクチャ詳しく源流調査された方の記録がありました。
警告!
ここに記載された情報を基に谷(沢)登り、下りは落石、滑落、転落等の危険を伴うので怪我、事故、遭難に遭っても一切の責任を負えません、全て自己責任で行動してください。
ロープ、ストック、ヘルメット、登山靴、スコップ、地図、磁石など、藪コキ対策としてゴーグル、鎌、枝切はさみ、手袋、帽子などの装備はそれぞれ必要です。
階段の上に建つ倉庫、というかサティアンのような建物は真言宗一成寺で、こちらも朝鮮寺だそうです。
これが、すなくら橋。
この橋の沿革や名前の由来を知りたいと思いググってみましたけれど、何も分かりませんでした(泣)
「すなくら」って何なんでしょうか、砂防と関係あるように思えますけど…
すなくら橋を渡ったところ。
右の石標には「☞ 鷲尾山 元聖天 願教寺前 京清」とあります。
「鷲尾山 元聖天」は興法寺のことですが、「願教寺前 京清」とは、この石標を奉納した方の屋号かと思われます。
駅からまだ1.2kmしか進んでいません(苦笑)
(つづく)
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