ブログを読んでいただきありがとうございます。
一人でも多くの先生が、子ども達と楽しい日々を送ることができる助けになればうれしいと思ってこのブログを書いています。
さて、精神疾患での休職を取っていた先生ですが、主治医の診断書をもとに、教育委員会で行う健康審査会で面接を受けたそうです。そして病状の回復の様子から、学校での仕事への復帰に向けたリハビリに当たる観察仮出勤を行うことになりました。
観察仮出勤とは、復職したわけではなく、学校での通常勤務に向けて、勤務の練習を段階的に行うことだそうです。
この先生の場合は、3か月のプログラムで、1か月目は、午前中の数時間出勤して、事務仕事や学校周りの整備、子どものテストのマル付けなど、直接子どもとかかわりのないような仕事をしたそうです。それも、前半は週に2、3日学校へ行き、慣れてきたら毎日にしたそうです。
次の1か月は、学校で仕事をする時間数を増やし、給食をまたいで5、6時間の出勤をしたそうです。仕事の内容も学習補助のような直接子ども達と接する機会を入れながら進めたそうです。
そして、最後の1か月は一人で指導する機会を増やし、学校に復帰した際に一人で子ども達を指導していけるか練習したそうです。
この3か月間、毎日出勤した際の日誌をつけ、自分の行ったことや感想を書いていったそうです。こうして3か月間を過ごした結果を校長先生が見て、実際に一人で指導できるかどうか報告を行い、その結果に基づいて、再び健康審査会で審査を行い、復職が実現したそうです。
本当に長い間大変だったと思います。もう一度子ども達の笑顔を見たいという強い願いがあったので、この大変な復帰への道を乗り切れたのだと思います。