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80年代のサンリオにはたくさんのキャラクターが存在していましたが、今となっては幻となってしまったキャラクターも多いことでしょう。

そんな中、子供だった頃の館長に「大人の事情」ってものを知らされたのが、「ビビンバ」という原住民をモチーフとしたキャラクターです。

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こうやってみるととてもユニークで可愛い表情をしているのですが・・・
1988年にワシントン・ポストに黒人差別の実例として、同じくサンリオの「サンボ&ハンナ」が槍玉にあげられ、グッズ回収の憂き目にあい、ビビンバも同様に回収、販売中止へと追い込まれてしまうのでした。


当時は今のようにネットがある訳でもなく、「黒人差別になるから販売中止になったんだって」と、友達の間で話題となり、ギフトゲートへ行くと先週には置かれていたグッズが全てなくなっていて、「せっかく可愛いのに、なんでそんな大ごとになってだろう?」と、小学生だった館長は不思議に思ったものでした。

また、絵本の「ちびくろサンボ」も同様に絶版となってしまい、「どうやら思っているよりも大変なことだったんだ」と、いうことを思い知ったのでした。

さて、この鉛筆ですが80年代サンリオの十八番である「細かいところまでも手抜きのない可愛さ」が、ふんだんに発揮されています。

本体カラーは三色展開。この原色バリバリ&こんなに小さいスペースにもしっかりとデザインされているキャラクターの入れ方がたまらない!

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削ってなくなってしまうスペースにも細かい線でキャラクターがびっしり。

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スマホ撮影なので、ぼやけてしまっていますが、改めてじっくり見るとこの細かさに感心してしまいます。

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1988年頃の製品なので、ちょうどその頃に起きた「エスニックブーム」に通ずるデザイン!
大人でも持てるデザインだったのでは?
トレンディドラマの世界に憧れる中小企業に務める事務職OL(仕事は結婚までの腰掛け)のデスクに、さりげなく置かれていそうですよねw

この夏の暑さに寄り添ってくれそうなキャラクターたち。
もうこんなキャラクターが出てくることはないんだろうなぁ・・・

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