ニューヨークに住む前と後で私の中で変わったものっていっぱいあるのですけど



やっぱその中の大きな一つは体がタバコを全く受け付けなくなってしまったこと





もともと私はタバコは吸いませんが


日本に住んでいた頃は、当時は今よりもタバコに関しておおらかな環境でもあったし


周りには吸っている人も多く


レストランなんかもほとんど喫煙OKだったので




吸わなくてもいつもタバコの煙にさらされ


知らないうちに体が慣れていたんですね




匂いも特に気にならなかったし


居酒屋なんかで、煙の中で何時間も居ても、全然平気でした





あ。でも一度レントゲンを撮った時にお医者さんに


「君、自分はタバコ吸わないけど周りに吸っている人結構いるでしょ。影響受けてるよ」って言われました


それくらい、タバコの煙の中に私もいたんですね










そんな風に自分では特に苦手とも意識していなかったタバコですが





ニューヨークに住んでいる16年間の間


ほぼ全く、タバコの煙に触れなかったのです





ニューヨークではレストランはもちろん


バーも、葉巻バーのような特に許可を得ているお店以外は全て禁煙です




歩きタバコもほんの時々見かけるけどそんなに多くないし





本当に、ほぼ全く、タバコの煙に触れることがなかったんです



16年間ね







その結果どうなったかというと







まず匂いにとても敏感になりました



そして以前は何とも思わなかった匂いを、とても臭いと感じるようになりました





例えていうなら、生ゴミとか、ガス漏れのような、ちょっと吐き気をもよおすような匂いに感じるんです







それから、煙に直接触れてしまうと吐き気がしたり、咳が出たり、喉が痛くなるようになりました







ましてや


同じ部屋の中で吸われると、1分くらいでもう、喉はガラガラになり、息苦しくなります






以前、一時帰国中に居酒屋に行って2時間ほど過ごしたら



夜中まで咳と吐き気が止まらなくなって、眠れなくなりました



その後も2〜3日のどの痛みが取れず







こんなになるんだ!と、自分でも驚きました


昔は問題なかったのにですよ???




それ以来もう怖いので煙のひどい店には基本的に入っていません






広〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い店内で1〜2人吸ってるくらいなら我慢できる時もありますが




でもまあ、我慢できるいうだけで、食べ物も飲み物も美味しく感じないです

(苦手な匂いの中で食事ってする気にならないでしょ?)










今では日本に帰ってきて4年が経って



ニューヨーク時代よりはちょっとはタバコの煙に触れてしまう機会も増えましたが(即座に逃げますが)





やっぱり吐き気がしたり、喉が痛くなってしまうのは変わらないですね






レストランなんかは禁煙のところが増えて嬉しいのですが



お酒が飲めるような場所だと、まだまだ喫煙オーケーのところもあって、ちょっと残念です





「あのお店、禁煙だったら行きたいのになー」ってところ、たくさんあります


























via Dolce fer Niente by Nana
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