桃山まどかの底辺電子書籍作家になってしまったが、これからどうなる?

桃山まどかの底辺電子書籍作家になってしまったが、これからどうなる?

私、桃山まどかは運良く電子書籍作家として契約したが今後が不安です。

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桃山まどか二人が紡ぐ愛人という名の物語ボーイズラブ小説発売中です。

内容は姉の夫である小説家秋山智也の言葉に魅了され、智也を盲目的なほど愛している拓海

だが、なかなか進展しない関係に、嫌気が差し、複数のセフレの女と関係を持ち、

好きでもない女を抱きながら、智也を抱く倒錯的な快楽を貪り、

一時の肉体的快楽を得ていた拓海だが、ある日二人の関係を決定づける出来事が起こる……

作品の読みどころは大学生の前原拓海と小説家秋山智也の関係です。

拓海の心情と葛藤、智也と拓海の交わされる会話で繰り広げられる恋愛の駆け引きを

堪能してほしい。そしてリバもあるので、最後まで楽しく読んでいただける作品になっています


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「おいしい」

ご満悦な顔をして朝ごはんを食べる神様

「ありがとうございます。私学校に行くので」

「学校」と聞いて不機嫌になる

「側にいろ。6年ぶりの再開だぞ」

「現代の高校生は学校に行かないと行けないんです」

「わかった。学校終わったら早く帰って来い」

「残念なことにバイトがあります」

「バイトなんかやめろ」

その言葉に怒りが爆発する

「昨日もいいましたが、誰かさんのせいで神社には人が来ないので働かないといけないので
バイトを辞めさせたいのでしたらお金を稼いで来てください」

何も言えなくなった神様を残して家を出て

神社に向かい、お参りする

「今日も一日無事で過ごせますように」

神様はここにいないのはわかってはいるがお参りしてしまう

「よし、今日も頑張りますか」

神社の門の左右にある狛犬の像に触れる

「いってきます」

『いってらっしゃい小雪様』

左右から低い声と子供のようなトーンの高い音がする

「狛犬ちゃんがしゃべった」

「何を慌てている小雪」

突然神様が現れ、私は説明する

「神様、狛犬ちゃんが」

「子供の頃、こいつらと遊んでいただろう」

「今までずっと動かなかったから」

「動かなかったわけではない。お前が認識してなかっただけだ」

「どういう意味?」

「お前の中に此奴は存在していた。ある意味寄生というべきか」

「寄生」

『小雪様、全ては小雪様を守るためお許しください』

「此奴を通してお前のことは見ていたぞ。わしを思って
自慰に耽っていたこともな」

『主さま、それは言ってはいけません』

「神様、最低」

思いっきり顔面を殴り神社を後にした











朝、目覚まし時計がなり目を開けると横にはすやすやと眠る神様がいた

私は神様の顔をじっくり観察する

まつげ、長いな。女の子みたい

どこか幼さを感じる顔を見て

「無防備でいるとイタズラしちゃうよ」

寝ていることをいいことにおでこにキスしてみる

ぐっすり眠っているので起きる気配はない

「もっとキスしちゃうぞ」

そっと唇にキスをすると強い力で唇を奪われる

「う~」

「寝込みを襲うとは、はしたない奴だ」

「起きてたの」

「気配でわかる。ほら、イタズラしろ」

「強要されてするものじゃないです。それに朝の支度もありますから」

「わしは食わなくても平気だぞ」

「人間は食べないと生きられません」

「不便だな……」と神様はいった後に

お腹の音が聞こえた

「食べますか? 神様。リクエストにお応えしますよ」

不満そうな顔をして

「ごはんに味噌汁、魚も食べたい。あと玉子焼きが食べたい」

「はいはい、作りますから離してください」

「もう少しだけ側にいろ」

神様の腕に閉じ込められた

「仕方ないな。10分だけですよ」

文句を言いつつ大人しく神様の腕の中にいた







お風呂場で散々泣き喚き、少しは気持ちが落ち着き、部屋に戻ると、神様がベッドに背を預け

晩酌をしていた。

二人の間に気まずい空気が流れる。

沈黙に耐えられなくなり、神様の方が口を開く。

「先程はわしが悪かった」

私は神様の横へ座る

「おばあちゃんとそういう関係だったの?」

「……昔な」

それ以上何も言わず、お酒を飲む。

直接、付き合ってたのと聞けなかった。

でも肉体関係はなかったのだろう

昔、まだ私が幼い頃、神様に告白した時に言われた

「人を捨てる覚悟があるのか?」

あの時、意味がわからなかった

でも今はわかる

人の人生を捨てる

今まで愛してきた人を捨てる

おばあちゃんは人として生きる道を選んだ

私はどうしたいのだろう

私はため息を吐くと隣の神様も同じタイミングでため息を吐き

「……悪い男をうまく演じられないな。俺もまだまだだな」

神様は独り事のように呟いた

俺?

神様が『俺』と聞くのは初めてだ

いつも『わし』と言うのに

妙に神様が自分に近く感じた

「神様」

私が呼ぶと我に返り

「そろそろ寝るぞ」

ベッドの上に寝っ転がる

「一緒に寝るの」

「神を床で寝かすのか夜伽をしろ」

困惑している私を柔和まなざしで見つめ

「冗談だ。ただ今夜はお前の温もりを感じたい」

「仕方ないな。エッチなことしないでよ」

ベッドの中に入り、お互いの体を寄せ合う

「お前の体温は温かいな」

神様の手が優しく髪を撫でてくれる

その温もりを感じながら

今日は久しぶりによく眠れそうだ