【Firefox】SSL_ERROR_UNSUPPORTED_VERSION の対処法

Mozilla Firefoxで「安全な接続ができませんでした エラーコード: SSL_ERROR_UNSUPPORTED_VERSION」と表示されてウェブページが見れない場合の対処法

状況

ウェブページを閲覧した際に、以下のようなエラーページが表示されて本来のページが閲覧できない。

安全な接続ができませんでした

example.jp への接続中にエラーが発生しました。Peer using unsupported version of security protocol.

エラーコード: SSL_ERROR_UNSUPPORTED_VERSION

  • 受信したデータの真正性を検証できなかったため、このページは表示できませんでした。
  • この問題をウェブサイトの管理者に連絡してください。

エラーの説明…

このウェブサイトは Firefox の最低サポートバージョンの TLS 1.2 プロトコルをサポートしていない可能性があります。TLS 1.0 と TLS 1.1 を有効にすると、接続できる場合があります。

TLS 1.0 と TLS 1.1 は将来のリリースで永久に無効化される予定です。

[TLS 1.0 と TLS 1.1を有効にする]

原因と対処法

このエラーページはアクセスしたサイトが、廃止された古い暗号方式を使用している場合に表示されます。

最近のウェブページでは通信の暗号化が一般的となってきましたが、この暗号化の方式が古いと、簡単に盗聴や改ざんができてしまう場合があります。

今回の場合は、「TLS1.0/1.1 という既に解読方法が発見され、世界的に使用が禁止されている暗号方式」をウェブページが使用しているので、Firefoxがアクセスをブロックした。という状態です。

参考:大手4社のWebブラウザ、2020年にTLS 1.0と1.1を無効化 – ITmedia エンタープライズ

特別な理由がない限りは、戻るボタンをクリックして、ページ表示を中止してください。

ページを表示する方法

ただし、社内サイトなど接続するサイトの安全性が確保されている場合は、青色のボタン「TLS 1.0 と TLS 1.1を有効にするをクリックすることで本来のページが表示されます。

※セキュリティ上、非常に危険な行為です。個人情報等を入力しない場合でもウイルス感染の危険があるため、本当に必要な場合以外はアクセスしないでください。