一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

ちょっと見えてきた・・・かも?

2020年11月20日 | リード
ニューヨーク時代から、リード削りで長年考えて考えて悩んでいた箇所が、
最近頭の中で靄が晴れて、なんとなく分かってきた気がしてきたので、
何本も削って実験してみたら、どうやら良い具合に削れつつあるみたい。
設計図がより鮮明になってきた感じって言うか。

ニューヨークで、キムやヒンデル先生のレッスンの時、
毎回新品リードを2~3本仕上げて持っていって、
いろいろ質問しながら、そのリードを目の前で手を入れてもらって、
レッスンが終わって家に帰ったら、忘れないうちにすぐ、
他のリードで同じように削ってみるんだけど、これがなかなかうまくいかず
ヒンデル先生に「Akihiko! There is no magic!」と、よく言われた(笑)。
当時の自分のレベルじゃ、まだまだよく分かってなかったという事か

ニューヨークから下関に帰って、何年も経って徐々に分かってくるとは、リードは奥が深い
でも何事も突き詰めていくと、そんなものかも。
このリード、先生達に見せたらなんて言うかなあ?

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