西川(兄)です。

 

アメリカは、全体の成長は良好になりました。

 

ですが、トランプ氏が支援したセクターほどダメな状態が続いています。

例えば、製造業を復活させようと貿易戦争に挑むも産業はいまだ縮小傾向ですよね。

 

しかし、もし、トランプ氏が貿易戦争をしていなければ、産業はもっと縮小していたでしょう?

ここで止められているからこそ、個人消費と政府支出によって、経済の持続がギリギリ成立しているわけです。

 

分かってない人は、実際に経済を持続させているのは個人消費と政府支出であって、上手く行ってることはトランプの政策と関係なしと主張します。

 

中間所得層を対象にした大規模減税のおかげで、中間所得層の消費がこれ以上落ち込まなかった事も大きいわけです。

一部で言われているように、投資を引き出そうと言う目的で大規模減税をしたわけではありません。

 

もちろん、余剰資金がある人は投資に向くでしょうし、アメリカは前ほどに悪い流れではありません。

 

政治とは、直接投資をしてリターンを得られない所であっても切り捨てられない所に金を使い、ほっといても、上向くところにはわざわざ金をいれませんし、肝となるところを何とかとどめておいて、その他は勝手に上向くように持っていくのが政治です。 

 

投資をして直接リターンが得られずとも、全体として回るならそれで良いのです。 国家としては切り捨てられないマイナス物が存在したとき、それを簡単に切り捨ててはいけません。

 

個人はそうはいきませんけどね。

 

とはいえ、薄氷の上に成立しているだけなので、トランプ氏がいなくなった瞬間に破綻が進行していくと思います。

 

 

 

前民主党政権のような事をしていては、国自体が持ちません。その矢面に立たされるのは日本。今も立たされています。

憲法を改正し、在日米軍頼みを辞めない限り、アメリカのATMになります。 

 

そして、日本はもはやじり貧状態です。 アベノミクスは見せかけだけで、一億総貧困に向けて動いています。 保育園ありきの耳障りだけ良く、実態はマイナスの女性活用でとどめをさしてしまいました。

 

株価を持ち上げてなんとかしのいでいますが、日本の方が悲惨です。 憲法九条をまず改正することが、一番最初にすべきこと。

 

今、アメリカはトランプ氏がギリギリしのいでいますが、トランプ氏が馬鹿メディアに負けて失脚なんてすれば、日本はアメリカの犠牲の祭壇に真っ先にあげられてしまうでしょう。